教育で心掛けていることは何ですか?
1963年に日本で初めて理学療法士(PT)・作業療法士(OT)の養成校が開校し、現在のリハビリテーションという分野が誕生してから49年になります。
本校は1998年に開校して以降、1338名の卒業生を輩出し、現在では神奈川県でおよそ10人に一人が本校の卒業生という規模にまで成長しています。
本校が育成しているのは患者様に向き合った「優れた臨床家」です。常に患者様やご家族の立場に立ち、「臨床」・「研究」のそれぞれの分野にバランスの取れた医療者を育成するためのカリキュラムを編成しています。
そんな本校の教育を支えるのが臨床・教育経験豊かな教員たちです。教員はその確かな技術を教えるだけではなく、実際に患者様と相対した際に何が必要か?という臨床の現場を経験した者ならではの情報を学生に伝えています。
またこうした教員の現場感覚の維持と指導力向上のために毎週1回、臨床での診療や学会などに参加し、最新の技術や情報を、教育に反映させることができる体制を整えています。
リハビリテーションはこれからの社会でますます重要な役割を担うことになります。その最前線で活躍する臨床の世界に優れたプロを送り出すこと、それが本校の使命なのです。