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閲覧数:8096 2025年04月11日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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11:アルティメット更新日:2025年04月11日 09時26分
ももOTさん、ふるつさん、kimaさん
レスポンスありがとうございます。
直接リハの必要性は無いと極論を申しましたが、様々な経緯で要介護状態になったご利用者が自分の介入で尊厳・ADLを取り戻していく過程や、そういった方々も加齢とともに健全に老衰の過程に入っていく過程、そういった最後まで伴走型ケアを展開できる所が病院には無い特養の仕事の高潔な在り方だと思いますので、プレイヤーとしての立ち回りを手放すつもりもありません。
社会全体的に言われているサステナビリティ=持続可能な社会の縮図が特養にはあると思います。私たち、機能訓練指導員に過重な労働を強いる現状では安定的に持続するのは難しくなりますから、組織の意識改革が必須ですね。他方で介護職員に対し、1例として、生活リハ=移乗時に介護職員が立位リハをやってくれ、と依頼しても発動性の低い利用者や手順が必要な利用者が対象だと全介助なら1分で終わる移乗に、生活リハだと5分かかる×人数分、となると大変なマンパワーが必要になります。これだと介護職員にとっても持続が難しくなりますし、介護職員に過重な負担が出ればケアの遅滞=利用者の不利益になりますので、その辺りの落としドコロを探していくのが難しいです。
皆さまの悩みを見て、制度設計上の機能訓練のあり方を説いても理解不足の多数から直接リハを要求される問題は日本中の特養で起きているように見えました。私も【それはあなた個人の主義・主張】と話をすり替えられてきました。そういった時もLIFEからのフィードバックを、運営基準・算定要件に照らすと自分たちの施設のウィークポイントがあぶりだされますから、個人の主義主張でなく統計的な事実です、とコツコツ説得を続けるしかないですかね。
私は、末期の方・症状固定と見て無理のない範囲での関わり/伸びしろ・維持しろの有る方に対して必ず関わる、などで時間配分を変えるようにしています。
10:ももOT更新日:2025年04月09日 22時10分
7 kima様への返信
自分が無能だと言って回ってるようで…とても気持ちがわかります…
個別には限界がありますと伝えて回る申し訳なさが、今私も感じています。
コメントくださりありがとうございます。
施設文化を変えていく必要性
その通りだと思います。たくさんの意見をいただいて
施設毎に特徴も違うので何が足りないかを考えながら適応していく事が重要だと感じました。
組織全体の意識を変えていき、利用者様、家族様、そして自分たちスタッフが無理なく健康で笑顔でいれる事を目標に関わっていくのが
自分の仕事では…とも思いました
貴重なご意見ありがとうございます
9:ももOT更新日:2025年04月09日 22時02分
6 ふるつ様への返信
ご家族への説明について
丁寧に返信していただきありがとうございます
参考にさせていただきます。
たくさんの意見、アドバイス聞けて大変勉強になっております!
また、ご縁がありましたら宜しくお願いします。
ありがとうございました
8:ももOT更新日:2025年04月09日 22時00分
5 アルティメット様への返信
①プレイヤーではなくてプランナー。とても考えさせられます。
おっしゃる通りです…特養での機能訓練指導員の役割についてのイメージ少しづつ変えていければ良いと思います。
②同じような考えで対象者を選定し介入しております。
とても参考になりました、そして勇気づけられました
ありがとうございます。
腐り切らず頑張ってみようと思います。
7:kima更新日:2025年04月09日 16時59分
終身の有料老人ホームで1人機能訓練指導員をやっていますPTです。
プレイヤーよりプランナーという言葉、とても響きました。サービス形態は違いますが、本当にその通りだと思います。
私も入職の際は個別リハを求められ、当初はその通りに動いていましたが、すぐに「これは無理だ」と思いました。100人(うちは健常者含めると倍以上)相手に1人の指導員が個別リハやるなんて無駄も良いところです。
そのため、時間をかけて介護施設の1人機能訓練指導員が個別リハをやる無意味さを現場と上司に説き続けました。自分が無能だと言って回ってるようで、最初はめちゃくちゃ気が重たかったですが、そこを理解してくれないなら続けられないと思いながら言い続けました。
途中からはケアマネが味方になってくれて、家族への説明も担ってくれました。
施設文化を変えていく必要はあるかなと思います。
6:ふるつ更新日:2025年04月09日 11時41分
アルティメット様のプレイヤーとしての立ち回りを要求する管理職が最大の障壁ですかねに大変共感致します。
やはりどんどん現場に出て行ってほしいと多職種から言われるので、、、
ただ、現場は日々変わっているけど自分たちは点でしか関われないので、あまり経過が終えず難しいと感じています。
言われているように、知識を伝達すること(介護士さんに行ってもらえる内容を増やすような働きかけ)、自分たちの現場で言えば小集団で目標が一致するような方々を集めて効率的機能訓練として関わっていく方がいいのではと思っています。
ももOT様
家族への説明は、病院とのリハビリとは違い、特養では生活リハビリが中心となります。生活リハビリは、日ごろ行っている動作で筋力を維持したり、可動域を維持していこうという考え方です。〇〇様にとっては、自分でトイレに行きたいと希望があるので、移乗をする際は、出来るだけ自分の力で行ってもらうようにします。主に実施して下さるのは、介護士さんですが、自分も情報を共有しながら間接的にまた必要に応じて個別での機能訓練を検討します。頭の中ではこんな形で説明し、話の中で100人に対して自分しかいないので、、、、と個別が難しい感を醸し出してお伝えしたりします。W
リハビリテーションと機能訓練の違いを説明できれば納得して頂けないですかね。特養に来て僕もリハビリテーションと機能訓練違うんだーって勉強になりました。
今のところご家族から毎日でもリハビリして欲しいと言われたことはないですが、どうしてもの方には、期間を決めて目標まで行っていくが、最大3か月です。等のルールを設けるしかないかなと思っています。
ももOT様が投稿して下さったおかげで、皆様のお話がきけてとても勉強になります。ありがとうございます。
5:アルティメット更新日:2025年04月09日 07時16分
私もふるつさんの時間割・ご意見とほぼ同じです。
①特養におけるリハ職の働き方 1日の主なスケジュールなど
人員配置がケアマネと同じ100人毎に対して1人、リハ職不在の日も含めて毎日12単位の加算、という代表的な算定要件から分かる通り機能訓練指導員はプレイヤーではなくてプランナーです。
制度設計上では、評価→PDCAを回していれば成立するのが仕事のはずで、直接リハは必須ではありません。個別機能訓練加算とは個別にリハをすることではなく、個別に計画を立てることを指しています。
通所の加算(こちらは直接リハも求められる)と混同したりして制度理解をせず、プレイヤーとしての立ち回りを要求する管理職が最大の障壁ですかね。プレイヤーの立場なら上記の話を周囲に話しても「サボり」と解釈されてしまいます。
根拠となる通知や省令はいくらでも出てくるのですが⋯。
②機能訓練はどのような介入方法、または個別訓練の頻度は(生活リハビリ除く)
外傷や病気で短期的に落ちた人への生活再建で集中的に入る人は多く入り、介護度重めの人は【可能な範囲で】関わるようにしています。
③OTが個別でリハビリやることは限界があります、生活リハビリの重要性を伝えていきたいと思っています。特養や生活期における予後予測で参考できる書籍や文献を教えてください。
自立支援や重度化予防の立ち回りが要求されますから、OT資格をお持ちなら知識はあるはずです。BRSやHDS-Rなど医学的な評価を、介護職や管理職に解説してあげるのが仕事の様な気がします。
4:ももOT更新日:2025年04月09日 00時50分
2 ふるつ様への返信
コメントありがとうございます。
①おっしゃる通りで個別介入の限界を感じています。
個別、集団うまく使い分けていきたいところですが、個別リハビリを望まれている事が多いのも実際でなかなかもどかしいところです
確かに施設によって特徴も違うのをお話を聞いて感じました。
そこはしっかり見極めて足りているところではなく、足りていない部分に介入できるよう。バランスを取るのも私の役目だと思いました。
②③ケアプランを軸に考えることが基本ですよね。私も担当スタッフに話を聞きながらズレていかないよう意識したいと思っています。
キリトス様にも同じ質問をさせていただきましたが
ご家族様などには特養での機能訓練の在り方などはどのように説明されていますか? リハビリの期待値が高くなりやすかったり毎日やって欲しいのような要望も多く…その中で生活リハビリの重要性などを説明させていただくのですがまだ手応えが感じられずです…
3:ももOT更新日:2025年04月09日 00時37分
1 キリトス様への返信
コメントいただきありがとうございます。
①加算書類などにかかっている時間はどのくらいでしょうか?
書類業務の時間に加え1日で行えている個別機能訓練の人数はどうなのか。他施設の事がとても気になります
私の施設は元々加算をとっておらず、私が入職したタイミングで加算の話がでました。しかし算定に向けてパソコンソフトの導入など認められず、限界を感じ現在保留になっています…
②介入方法についてはマンツーマンや集団リハビリなどどのように組み込まれているかなど知りたかったです。
また③にも繋がってくるような事ですが、家族に対して機能訓練やリハビリの在り方についてどのように説明されていますか?
③現状私の施設でも、生活リハビリについては強く訴えたりしていない状況です。介護の現場の人手不足や皆さんが必死にトイレや入浴などやっている事はわかっているので…
自分が機能訓練指導員として枠組みにとらわれず様々な視点で関わりたいと思います。
とても参考になりました。ありがとうございます。
2:ふるつ更新日:2025年04月08日 12時56分
僕も特養に入職し1年が立ちなかなか苦戦の連続です。
コメントされているキリトス様にはよく質問に解答して頂きお世話になり、助けてもらってばかりです。
ご参考までにと思い、私も自分が行っていることを記入させて頂きます。
➀ 科学的介護推進体制加算 特養・GH・DS (特養のみADL項目入力、全体のデータ管理、データ提出、活用の検討など)、個別機能訓練加算Ⅰ(計画書の作成、カンファへの参加)、個別リハ(病院から退院したばかりの人へは、期限を決めて集中的に介入。本人希望や主任、ケアマネから依頼があれば、週1~2回程度の個別介入。個別介入を増やしていると手がまわらなくなりそうなので、個別は無理ない範囲でと思っているところです。また、集団体操の実施(週2回程度)を行っています。
機能訓練指導員になってみて、その特養によって役割をみつけていかなくてはいけないのだと思いました。
うちでいえば、ノーリフティングケアを推進していて、ポジショニングやシーティングの知識は介護士の皆さんよく知っておられ、議論も現場で日々行われています。正直自分よりよく知っている方も多い印象で正直自分の実力のなさに落ち込むことがありました。ただ、入居者の意見を聞いていると日々の楽しみがない、座っているだけとの声も聞こえてきて、この特養には日々のちょっとした楽しみの時間の提供が僕が入っていける場所なのかなと思っています。小集団でのカラオケや卓上課題、風船バレー、キャッチボール、青空のもと散歩なんでもありな気がしています。まだ行動に移せていませんが、、、、
参考というか自分の振り返りみたいになり申し訳ございません。
➁機能訓練は➀にも書いたように依頼があれば、行うようにしています。自分が運動を提供したいと思っても現場とずれていることもあるので、ケアプランに沿って個別機能訓練計画に沿って実施できるように努めています。ノーリフティングケアを推進しているので、この人もリフトなんだ、、と衝撃をうけることもしばしばですが、見方によっては生活リハビリか、、、と自分を納得させています。
③生活リハとかリハビリがやっていることとかとりあえず会議で発信したことがありますが、現場の職員に伝わっているかというと中々難しいなとおもいました。個別機能訓練計画書を作る際に、介護士と話をして生活リハについて少しお話するようにしています。結局1対1でざっくばらんに話をしないと分かり合えないのかなと思っています。
本当に機能訓練指導員難しいです、、、
お気持ちお察しします。誰も業務をわかってもらえない、相談する人もしらないからうわべだけの話になってしまう、、、、
ただ僕も負けたくないのである程度役割を確立できるまでは頑張りたいと思っています。
よく分からない文章ですが、お許しください。一緒に頑張りましょう!
1:キリトス更新日:2025年04月08日 08時39分
お一人で頑張られているようで、PTですが同じ境遇ですね。日々の業務お疲れ様です。
①について
大まかには、個別リハの実施、日々の記録(生活リハ含む)、LIFEに関わる作業、介護士への指導、デイサービス併設しているので呼ばれればアドバイス等を行います。ポジショニングや車椅子の改修。
②について
個別については、介護士側から見てほしいって人をみたり、寝たきりの人が主です。頻度は、利用者毎に毎日型と2日に一回など振り分けてます。どのような介入方法とは、プログラム内容でしょうか?
③について
厳しい意見ですが特養では、あくまで機能訓練指導員です。そこで自分はPTだからとか、OTだからとかで線引きすると出来ることが限られてしまいます。ptだけどOT分野の事や口腔マッサージや嚥下機能について自分なりに勉強して、利用者に提供しています。もちろん、生活リハビリの重要性はあります。ただこれに至っては、自分がいくら発信しても現場がするかしないかの問題になってきます。私のところは、現場が終わっているので正直そこまで発信していません。
文献等は、いくつか調べればでていますが古いものなので今の特養に合っているか定かでは無いですね。
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