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閲覧数:292 2024年12月04日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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1:PTPTPT更新日:2024年12月04日 22時19分
個人的にはトレッドミルを利用するのもいいと思いますが、いくつか懸念があります。
①スピード調整はどうするのか?
試験自体は自由歩行になるため被検者の歩行速度に応じて、検者が適宜スピード調整できるかが課題と思います。被検者の年齢や体力に寄りますが、検者がスピード調整が上手く出来ないと6分間歩行試験のコンセプトである「出来るだけ長い距離を歩くこと」が達成できなくなる恐れがあります。
②平坦な環境を確保できるのか?
本来は平坦な場所での歩行になるため、トレッドミル自体に傾斜がないことが必要です。
③休憩はどうするのか?
試験中は何回でも休憩して構わないことになっていますが、その度に検者による機器操作が必要と思います。また、休憩後に再度、歩き始める際の機器操作を含めるとタイムラグが生じて、①と同様に6分間歩行試験のコンセプトである「出来るだけ長い距離を歩くこと」が達成できなくなる恐れがあります。
④歩行補助具はどうするのか?
試験中は歩行補助具を使用できますが、トレッドミルの大きさによっては使用し辛い場合があります。また、本来フリー歩行や杖歩行している人がトレッドミルの手すりを使用するのも避ける必要があります。
当院の取り組みとして、入院患者の場合は病棟廊下またはリハビリ室を周回してもらい、外来患者の場合はリハビリ室を周回してもらっています。周回する場合は小回りと遠回りで距離が異なるため統一するように注意しています。もし、周回するにしても直線が短い場合はカーブするたびに歩行速度が落ちてしまう場合があり、結果として歩行距離が伸びなくなるため要検討だと思います。直線20mあれば妥協かなと思います。
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