理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト
閲覧数:2290 2025年02月28日 [更新] 修正 削除 不適切申告
権限がありません
修正履歴
6:spada更新日:2025年02月28日 09時36分
5 への返信
膝OAにおける内反変形がどのように進んでいくのかを考えることがPOINTかと思います!
ある日突然、内反OAになるわけではないですよね?
徐々にOAが進んでいく過程で膝内反+下腿内旋が完成するわけなんですが、その流れについては一旦横に置いておきましょう。
りょりょさんが一番聞きたいのは、「内反OAの患者に筋トレさせるには、Humの内側か?外側か?どちらがいいか?」ってことですよね??
これの目的は、なんでしょうか?
MMTで筋力が弱かったから?OAの進行を遅らせたい?はたまた、歩行時の膝の動揺を安定させたい??
私だったら、評価をした上で極端に内側外側Humが弱ければトレーニング対象にするかもしれませんが、原則は内外側均等に筋発揮させることを意識させると思います。
内反OA+下腿内旋が出来上がっている状態で下腿の外旋誘導を目的として外側Humを鍛えても、下腿の内旋の改善は難しいと思います。。。
5:りょりょ更新日:2025年02月26日 20時36分
4 への返信姿勢と運動の違い、納得しました。
それで言うと内反変形を生じた患者様について。
運動連鎖では骨盤後傾→股関節屈曲-外転-外旋-下腿外旋かと。
ただ、内反変形では股関節外転-外旋位だが膝関節内反内旋で
下腿も内旋になるのでしょうか?
その場合、内反変形の患者様に対して運動連鎖上に当てはめて下腿を内旋させるために内側ハムや膝窩筋を鍛えるのか?
下腿は内旋しているから外側ハムを鍛えるのか?
どちらが正しくなるのでしょうか...
4:spada更新日:2025年02月22日 16時55分
3 への返信
骨盤後傾位の原因が、骨盤前傾筋の弱化ならば
骨盤前傾の動きを行う「多裂筋」が強化目標になるでしょう!
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2009/0/2009_0_A3O2042/_article/-char/ja/
>>この場合は骨盤を前傾するために、腸腰筋を鍛える事は正しくなりますか?
A.腸腰筋は、股関節屈曲の主動作筋なので、骨盤前傾にするために鍛えても改善が100%ではないかもです。
>>仮に立位アライメントが骨盤後傾で股関節屈曲であった場合、屈曲筋群を鍛えたら矛盾が生じるのでは無いかと思ってまして。
A.骨盤後傾+股関節伸展なので、前提条件が違っちゃいます。骨盤後傾+股関節伸展でも屈曲筋群を鍛えることは必ずしも正解にはなりません。
一回整理しましょう!
Q.高齢者の円背姿勢は、骨盤後傾+股関節屈曲に見える。
A.円背+骨盤後傾+股関節屈曲は、姿勢の説明ですね!
運動連鎖は、あくまで運動の連鎖のことなので、円背姿勢(出来上がった姿勢)を説明する時に、それぞれの関節の状態を見ても運動連鎖と必ずしも合致しないです。
Q.円背姿勢の各関節の状態から言って、運動連鎖の答えは間違ってるんじゃ??
A.運動連鎖は、教科書通りであってます。円背姿勢の説明をする時に運動連鎖で説明するのは難しいです。なぜなら、運動連鎖は「運動」の話であって、円背姿勢は「姿勢」の話だからです。
Q.骨盤前傾するために、腸腰筋鍛えるといい?
A.高齢者の円背姿勢を修正するのに、腸腰筋を鍛えることは間違ってはいないかもしれませんが・・・全員に当てはまることではないと思います。円背姿勢は、”すべての患者さんが”腸腰筋が弱くなって骨盤が後傾位になって円背が出来上がっているわけではないからです。それこそ、圧迫骨折が原因かもしれないし、膝関節の伸展制限が原因かもしれません。それは、実際の患者の評価をしないとわからないことです。
これを書いてる私も、ごっちゃになって何回も修正したので、読む方も大変だと思いますが、頑張って読んでください!
わからないときはまた、質問してください!
伝われ!(笑
3:りょりょ更新日:2025年02月22日 07時47分
2 への返信
ご返事ありがとうございます!
この場合は骨盤を前傾するために、腸腰筋を鍛える事は正しくなりますか?仮に立位アライメントが骨盤後傾で股関節屈曲であった場合
屈曲筋群を鍛えたら矛盾が生じるのでは無いかと思ってまして。
2:spada更新日:2025年01月27日 09時47分
>①運動連鎖で骨盤が後傾してたら股関節は伸展、外転、外旋とあります。
>②しかし高齢者の円背姿勢では骨盤後傾だが股関節は屈曲ですよね?
①は正しいです。
②は、そう見えているだけ(見かけ上の)です。詳しく説明すると・・・
股関節の屈曲/伸展を決めるのは、【大腿骨】と【臼蓋】が関係しているのはお分かりと思います。(基本軸・移動軸の話ではなく)
なので、骨盤後傾位を取ると股関節の関節窩である【臼蓋】が前方を向きます。そうすると、屈曲/伸展0°の位置が体の真下(垂線)ではなく、ぐーっと前に動いて地面と水平に近くなります(ちょっと大袈裟)
ですので、そこで屈曲/伸展を考えると大腿骨は水平よりは下ですので、伸展位置にあると言えます。
伝われ!笑
まとめると。「円背姿勢では骨盤後傾だが股関節は屈曲」ではなく、見かけ上屈曲っぽく見えているだけです。運動連鎖は、正しく骨盤後傾+股関節伸展で連鎖しています。
1:ゆたんぽ更新日:2025年01月26日 21時20分
10年目のPTです。
私も勉強をしている時にりょりょさんと同じ疑問を持ったことがあります。
これについて明確な回答をしている先生に出会ったことがありませんし、私自身もこれは「股関節屈曲」という表記は誤りであると結論に至りました。
おそらくですが外観上、大腿部が股関節屈曲をしている時と同じように観察できることから、そのような表記をされているのだと考えております。
しかし、関節レベルでみれば股関節は相対的に伸展位となっていますので、円背姿勢では「骨盤後傾+股関節伸展」という組み合わせが正しいのだろうと思います。
りょりょさんのご意見を支持します♪
同カテゴリの質問
更新通知を設定しました
投稿タイトル:運動連鎖と股関節の関係について
本投稿にコメントがついた際には、登録アドレスにメールでお知らせします。
更新通知を解除しました
投稿タイトル:運動連鎖と股関節の関係について
本投稿にコメントがついた際の、登録アドレスへのメールでのお知らせを解除しました。
コメント待ち
新着コメント
情報提供
皆様からリハビテーションに関する情報を広く募集しております。こちらよりお寄せください。