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閲覧数:4120 2023年09月29日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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1:PTケアマネ更新日:2023年09月04日 09時11分
目玉の親父様がおっしゃる疼痛=慢性疼痛と解釈したうえで、ケアプランを作成する側ですが、そういった方の場合は訪問マッサージを提案します。マッサージ希望に対しては訪問マッサージ、ADL能力維持向上のためデイケアと目的をはっきり分けることによってうまく行った人が何人かいらっしゃいます。
しかし、ケアマネや本人の理解が得られないことが大半かと思いますので、疼痛軽減のためのマッサージも行いつつ、疼痛を軽減させた先にどんな生活を送りたいかというHopeから、マッサージ→動作訓練という形を泣く泣くとることが多いです。
後はとにかく運動療法のメリット、運動療法を行わない・不動の生活を送ることへのデメリットを根気強く説明します。
もちろん、疼痛発生の原因から、直接的なマッサージのみではかえって疼痛を助長する旨も懇切丁寧に説明します。
2:コアラ更新日:2023年09月04日 09時53分
痛みによる不動や身体機能の低下は、高齢者や慢性的な疾患を持つ人々の多くの方がかかえる問題です。マッサージは一時的な痛みの軽減に役立つことがありますが、長期的な身体機能の改善やリハビリには限界があります。そのような場合、まずは、利用者やその家族に、痛みや身体機能の低下の原因や運動実施の重要性について説明します。具体的な身体機能の低下のリスクや、長期的な健康への影響についての情報提供を行います。
また、疼痛に悩まされる高齢者の方にとって、活動するためのモチベーションが上がらないということも多い方と思います。そのために、その方の興味や関心をたよりに、目標を設定し、その目標達成のため自らが運動を実施するモチベーションとなるような介入が出来ないかを考えます。
また、デイケアに来所され、リハビリ専門職が直接、介入できる時間は限られており、その効果も限定的になるので、利用者の家族やケアマネ、デイケアのケアスタッフ、ドライバー、また、その他に導入されている介護サービス等々に協力してもらい、自宅やデイケアでの通所からの多くの時間帯に本人の運動を高められる支援を模索します。家族や御本人をとりまく様々な方が参加することで、利用者のモチベーションが向上することにもつながると思います。
これも個人のパーソナルで難しさもあるかもしれませんが、複数の利用者が一緒に運動やリハビリを行うグループ活動を提案するのも良いかと思います。他の人々と一緒に活動することで、利用者のモチベーションが向上するにつながることもありますし、御本人の見栄などがあれば、それを利用しても良いと思います。
実際の現場は、そう簡単にはことは進まないと思いますが、これらは私なりに実践していることで、そのアプローチがうまくいった経験をしており、ぜひとも参考にして頂き、粘り強くアプローチして頂ければと思います。
3:kima更新日:2023年09月04日 16時59分
特定施設ですが、館内スタッフPT(無料)、訪問マッサージ(有料)で入職当初はマッサージを希望される方いましたが、利用者、スタッフ(主にケアマネ)、上席に根気強くリハビリ≠マッサージとの説明を年単位で繰り返してきた結果、今ではPTは退院時や悪化時の対応や運動療法、疼痛緩和は訪問マッサージと完全に住み分けできるようになりました。
やはり、ケアマネに理解して貰えるかどうかが大きいと思います。
4:新人管理者更新日:2023年09月05日 14時01分
マッサージという言葉にとらわれすぎているのではないでしょうか?
私も以前はマッサージというワードに気分が悪くなる時もありましたが、治療を受けている側としては判別つきづらい気もします。
介護面では要介護度を下げるために、全身の評価を行い、どこをどうアプローチすればいいのかという判断が大事になってくるかと思います。
痛くて動けないならその通りなんだと思います、私も腰が痛ければ動きたくなくなる気持ちもわかります。
せっかくの医療の専門知識もあるので、医師と相談し痛み止めなどの検討をし、徒手的なアプローチもふまえ疼痛緩和を目標に治療行い。
疼痛緩和とともに運動療法も併用でというプランを自分なら検討していくかなと思います。
何かしらの徒手療法を学んでなくてもマッサージ的なことは可能かと思います、患者の要望にとらわれるのではなくむしろ利用して介入していけばよい関係になるのではないでしょうか?
頑張ってください。
5:ロゴス更新日:2023年09月05日 16時52分
個人的な意見ですがPTは変なプライドが高くマッサージと言われる事を極端に嫌う人が多すぎる気がします。
自分がやってるのはマッサージではない!!マッサージ師とは違う!!という人をよく見かけます。
しかし実際には高齢者にとってリハビリもマッサージも違いがわかっていません。高齢者でなくともわかっていない人が大半です。PT・OT・柔道整復師・あん摩マッサージ師・鍼灸師、、、違いを明確に説明できる人なんでごく一部でしょう。
マッサージをして欲しい、いいじゃないですか。マッサージしてあげれば。理学療法士及び作業療法士法にだって
『マツサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう。』
という文言があります。
マッサージだって立派な徒手療法の一つです。
私は若い頃マッサージ手技を徹底的に磨きました。
なぜマッサージと言われることを極端に嫌うPTが多いのかよくわかりません。
マッサージをして疼痛緩和できればそこから信頼関係も構築できて運動療法にも取り組んでくれるようになるかもしれません。
自分はPTだ、マッサージ師じゃないからマッサージなんてしない、という変なプライドを捨てることをおすすめします。
マッサージだって技術によって雲泥の差が出ます。
6:おさとう更新日:2023年09月05日 19時06分
コメント失礼いたします。
>痛みのため、自宅では不動の時間が多く、明らかに身体機能の低下が見られています。
身体機能低下の原因が疼痛である事が明らかなケースなんですね。
仮に疼痛の原因が不明な状況であれば、まずは疼痛の原因を把握する事が優先であり、然るべき診療科の受診をして頂けば良いと考えます。
既に疼痛の原因を把握している場合、PTで対応可能な疼痛であるなら、マッサージであろうが、その他の療法であろうが、疼痛軽減を図るべきではないでしょうか。疼痛が原因で身体機能が低下しているのですから。
リハビリ=マッサージでは有りませんが、5の方の回答にも有るように、法の中ではマッサージも理学療法の一部でしょう。
マッサージで疼痛軽減が図れる状況であるならば、マッサージをしない理由が私には分かりません。
もちろん、目的が疼痛軽減だけになってはいけませんが、活動量増加などの目的を達成するために疼痛軽減を図るなら、問題無いのではないでしょうか?
>また自宅での自主訓練を提案してもまったく実施してくれません。
疼痛で不動の時間が多いのですから、疼痛が軽減しない状況であれば、自主訓練が困難なのは当然の様に思います。
当方はOTで、過去に訪問リハやデイケアを行っていました。
目玉の親父様記載のケースと同様のケースは多々いらっしゃいましたが、リハスタッフで対応可能な疼痛であれば、リハスタッフが対応するのが当たり前という認識でした。もちろん、疼痛軽減後に運動療法やADL訓練などを行う前提でです。
当方の認識不足で
介護保険領域のリハビリで疼痛軽減を図る事は認められない
などの通達や解釈が有るなら考えを改めますので、教えて頂けると幸いです。
7:バイオリン更新日:2023年09月05日 21時02分
皆様、いろいろな御意見ありがとうございます。
マッサージも併用し運動や自主練習の大切さを説明しながら運動療法、運動指導して行ければと思います。
8:MB更新日:2023年09月29日 14時31分
確かにリハビリ≠マッサージではありません。しかし、世情はマッサージ>リハビリの観点が強いのは否めません。マッサージを希望されても実施せずリハビリも実施してもらえないなら、本末転倒なこと。3分でも5分でもマッサージをしてあげればいいんじゃないでしょうか?少しでもすれば患者は納得しますよ。こちらの思考としてはリハビリの時間を全てマッサージに費やすのでなく、少しだけ患者のニーズに答えるないように時間を削いで、患者の信頼を得てあとは自分のしたい事、しなければならないことをすればいいんじゃないでしょうか?まずは、患者の心をつかんでみては?
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