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閲覧数:3287 2022年11月05日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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1:へっぽこ更新日:2022年11月05日 13時14分
高次脳機能と調べると「記憶」「思考」「判断」をする高度な機能と説明されていますし、認知機能と調べると「記憶力」「言語能力」「判断能力」「計算力」「遂行力」などと説明されていて重複するような部分が多分にあることがわかると思います。
このことから、高次脳機能と認知機能を分けて考えるのは極めて難しいと思います。
高次脳機能という大きな枠の中に認知機能というものがあるといった考え方がいいのではないでしょうか。それをさらに細分化したものに注意機能があるといったイメージです。
*認知(高次脳)となっている場合もありますので
進行するのが認知症と表現をされていますが、これは表現の仕方が少し違うのかと思います。認知症の症状には「見当識障害」「記憶障害」「理解判断力の低下」「遂行機能の障害」などがありますが、これは高次脳機能とも言える機能ですよね?そう考えると、進行しないのが高次脳機能という考えと矛盾が生じてしまうと考えられます。
なので、この場合は、「脳血管障害などの進行性の病気が原因ではない高次脳機能障害は、進行しづらい」「アルツハイマー病などの進行性の病気が原因の高次脳機能障害は、徐々に進行する」と表現するのがいいかと思います。
こんな感じで考えてみるのはいかがでしょうか?ひとつの参考にしてみて下さい。
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投稿タイトル:高次脳機能と認知機能の違い
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