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閲覧数:7927 2022年02月04日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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1:ton更新日:2022年02月04日 08時56分
当方、第7版で教わっていたおっちゃんです。当時は、三頭筋長頭による代償を防ぐという理由から4,5も肘屈曲位でした。日進月歩ですね・・・貴重な機会を提供していただきありがとうございます。
あくまでも予想ですので変な誤解を与えないために、ヒントになるかわかりませんが、テコの原理から考えてみると分かるかと思います。
自分なりに考えてみて、学校の先生に確認してみると教えてもらえるのではないでしょうか。
こういった、違いの理由まで考えが及ぶことは素晴らしいことです。これからも頑張ってください。
2:シリウス更新日:2022年02月04日 18時17分
手順について教科書では、段階3の検査では腹臥位で肘90度屈曲して水平外転し、段階4と5の検査では肘を伸展して水平外転するとありました。
このとき段階3と段階4、5で肘の屈曲伸展が違うのは何故なのでしょうか?
→おそらく、前腕の重さを軽減させるためだと思います。「ton」さんの言われてるテコの原理だと私も思います。
また、実際に屈曲伸展両方のパターンで段階4.5の検査を行ってみたところ、屈曲位で行った時の方が筋出力が上がるように感じました。
これは一体どういうメカニズムで、肘の屈曲伸展は肩の水平外転にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
→考えらる理由として
①肘関節を伸展した状態で肩関節水平外転すると、上腕二頭筋がストレッチされるため、筋力だけでなく可動域も制限されてしまいます。逆に肘関節を屈曲すると、上腕二頭筋が緩むので、肩関節水平外転の筋力や可動域も上がります。
②上記説明したテコの原理で肘関節を屈曲した方が筋力が発揮しやすいです。
③肘関節屈曲位・伸展位で試してみたということですが、抵抗をかけた位置は同じでしょうか?もし、肘伸展位で測定した際に前腕に抵抗をかけていれば、テコの原理で違いが出てきます。試しに、肘伸展位で前腕に抵抗をかけた場合と上腕遠位に抵抗をかけた場合で試してみると違いがわかると思います。
伝わりにくいかもしれませんが、参考になれば幸いです。
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