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閲覧数:8692 2021年08月04日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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8:556更新日:2021年08月04日 15時06分
偏見がある点、ご了承ください。
個人的に両立は可能だと思います。回数が多いから良くて、少ないから満足度が低いのか等はイコールではありません。
例えば、散髪でカット代が高いから満足度が高いわけでもないし、1000円でも満足できるところは出来ます。
ただ医療や介護は1回20分いくらの世界ですので、回数=満足度になりやすい傾向があるように感じます。
本来は治療効果が高く、回数が少なくてゴールに達成できるのが望ましいと考えます。
もし満足度を挙げたいのであれば、仮に利益率が少ない人にも1回の治療効果を高めて価値を見出せるような治療をしたほうが良いですし、回数が多い人も他施設では得られない成果を出せばいいのではないでしょうか?
また売り上げに関しても、「売り上げが低くボーナスが出ません!」となったら職場や環境に苦言を言うと思います。
上司の方も、治療はもちろん頑張ってほしいし利用者の喜ぶ顔も当然見たいですが、皆さんの給料や社会的な立場(治療できる環境を維持)を確保するために頑張っていると思います。
管理者は管理者の目線で苦労し、現場の職員は現場の目線で努力しています。
見え方が違うため、交わりにくいところですが、そういうものなのだと思います。
7:ton更新日:2021年07月14日 16時38分
売上と満足度の両立は不可能ではないと思いますが、1の方も仰るように満足度って何でしょうね。難しい問題です。
私は老健経験がないので、在宅や入院での話になりますが、大切なのはQOLを上げられるかどうかだと思います。
新人のうちは直接関わることに注力しがちだと思いますし、それが間違いではないと思います。そこから1歩成長するためには、短い時間の関わりの中でいかに利用者のQOLを上げられるかという視点も大事です。また、自分が直接関われる時間は限られているので、自分が直接関わらない方法はないのか。その場・その時に合わせた対応を考えるのも大切です。
管理職も上から横からつつかれて余裕がないのでしょう。大変だと思いますが、助けてあげてくださいw
6:更新日:2021年07月13日 21時30分
皆様、大変参考になるお話をありがとうございます。現在、売り上げと満足度の両立や、あらためて現状を考え直しています。なかなか答えがでませんが、頑張って行きたいと思います。ありがとうございます。
5:こりんご更新日:2021年07月12日 20時54分
新人さんが社会に出て、
理想と現実の狭間で悩んでいるのだろうと察します。
まず、現在の介護保険の制度では
全ての加算を取って、ようやく経営が成り立つように
なっています。
特に今回の改正ではその点が強調され
さらに加算算定に必要な手続きが複雑化され
書類作成等に必要な時間が増えています。
ですが、療法士の人数と言うマンパワーの枠も
勤務時間と言う時間的な枠も増えていないのなら
その限られた枠をどこにどう振り分けるのが
効果的でしょうか?
管理職は利用者様のことをないがしろにしているわけではなく
こうした視点を持って考えています。
管理職としては、なつはさんに限られた人数に
時間を取られるよりも、担当数を増やしたり
評価や記録、書類作成等が1人で、正確に、迅速に
できるようになることを求めているのではないかと
思います。
また、やりたいことをやってあげたい、と言うのは
新人さんらしいまっすぐさだとは思いますが、
それは 全て、今、療法士が、
やらなければならないことなのでしょうか?
あれこれ問題点が気になって、全てに対して
何かをしなきゃいけないと考えてしまうのは
新人さんがやりがちです。
まして介護保険分野では医療とはちがい
療法士1人でPT、OT、STの見方をする必要があり
さらにあれもこれもになってしまいがちです。
利用者様の満足度を得るために
やれることを全てやらなければ
時間がいくらあっても足りなくなりませんか?
限られた時間の中で最大限の効果を得られるために
必要なポイントを見極めることも必要ですし
療法士でなくても出来ることは
他職種に振って行く能力も必要になって来ます。
そして、いつまでも療法士が丸抱えするのではなく
最終的にはその利用者様が生活の中で能力維持が
出来るような道筋を作ることも
維持期、生活期のリハ職として求められます。
最後に、なつはさんの上司にも
このようなことを丁寧に説明できる
コミュニケーション能力があれば
なつはさんも納得して仕事ができるのではとも考えます。
4:ペテセラピスト更新日:2021年07月12日 15時15分
早期離床早期介入といった加算がついているということは、それだけエビデンスがあり有効(早期退院や在宅復帰など)だからやってほしいというお国の意味があると思います。もちろん、いい加減なリハビリでいいから加算をとれは論外ですよw
売上が上がるように動くことはつまり利用者にとっても病院にとっても有効なんだと思います。
加算や日数が切れた方はエビデンスとしては低く改善が乏しいので、改善しうる可能性のある方(つまり加算がつく)にリハビリをすることは正しいと思います。変化の乏しい方へのリハビリは集団体操や普段の離床時間の延長するなど病棟に依頼していくしかないと思います。利用者の満足度はリハだけで上げるものではないですし。
もしそういった方へのリハビリがしたいならリハ職の資格をもって介護士として採用されて働くのが良いのかもしれないです。
3:維持期PT更新日:2021年07月11日 10時27分
>私自身は利用者のためにリハビリを頑張っています。できることはしてあげたいと思いますが、その気持ちを上司に伝えても、売上の事しか言われません。
気持ちは分かりますが、色々な要因で売上が下がっているのも現実なのだと思います。
施設経営・運営側から、リハ職にも協力を求められるのは仕方ありません。
>「そのために、個別リハの利用者の時間を調整、削り、その分を短期集中の利用者にかけろ」と言われました。
経営的な視点から利益に応じて時間を調整せざるを得ないのは仕方ないかと思います。
患者満足度に関しては、初回の評価・治療でしっかりと説明をして、自主訓練による疾患コントロールなど正しい方向性を示すことが重要であると考えています。
その方にとって安全かつ効果的な運動指導を実施し、他職種とも連携がとれていれば、初回を除けば時間の調整は可能だと考えます。
また、『リハビリにおける患者満足度』に関しては様々な文献が出ています。介入時間以外のどんな要因で満足度を上げられるのかを調べてみると面白いかと思います。
>私自身は利用者のためにリハビリを頑張っています。できることはしてあげたいと思いますが、その気持ちを上司に伝えても、売上の事しか言われません。
>上司のこの考えは普通なのでしょうか?利用者の満足度と売上は両立できないのですか?是非皆様のご意見、御指導頂きたくよろしくお願いします。
理学療法士として、できることを探してみましょう。
維持期では日常生活動作が原因で痛みを引き起こしている人が多く、生活スタイル・行動パターン・特徴的な動作等を把握すれば、改善点を提案できる可能性は高いです。
また、理学療法士の評価視点・治療方針を他職種に共有することで、患者はリハビリをしていない時間にもリハ職の恩恵を受けることが出来ます。
時間の調整が大変な場合、初回で患者様に病態や施設の状況についての充分な説明がなされ、治療方針について理解・同意を得られていることが重要かと思います。
わたしは病院勤務のため、色々と相違する点も多いかと思いますが頑張ってください。
2:かず更新日:2021年07月11日 09時34分
老健で管理職をしています。
たしかに短期集中リハ加算以外のリハは、基本報酬にまるめになっていますから、上司の言い分は分かります。
加算型までの類型の施設では、個別リハ1回、集団リハ1回の週2回でOKで時間の規定もありません。
個別に関われる時間が少ないので、いかに生活の中で自分で出来ることや見守り下で出来ることを増やしていくか、また、看護、介護職と連携を図っていくか、といった視点が必要になってくると思います。
ただ新人さんは、業務を覚えてしっかり評価を行えるようになるのが大切なので、時間の調整など難しいですよね。
個別で密に関わることが出来れば、利用者の満足度もあがるのかもしれませんが、現在の制度上は、なかなか難しいので、何か自分で出来ることや、介護職に協力してもらい、ADLの維持向上や生活の中での楽しみを見つけてもらえるように、関わっていくのも、リハ職としての役割だと思います。
加算を算定しない利用者へ関わる時間を減らすとなると、他部署との連携は欠かせませんので、どういう方法がいいのか、上司の方と相談してみてもいいと思います。
一つの方法としては、トイレ誘導などの時間に介護職と一緒に入り、便座への移乗や下衣の上げ下げなど評価、出来るところは自分でしてもらうように声かけする、や食事前に椅子へうつって食事をとってもらう、車椅子座位姿勢が不良な方にはポジショニングを行う、などがあると思います。
入所が長くなっている方やADL維持が目標の方は、訓練室で機能訓練、というよりも、生活の食事やトイレ、離床などの場面にリハ職が関わっていくのがいいと思います。
また、なつはさんと、上司の方では立場が違うので、捉え方も異なって当然だと思います。
おそらく上司の方は、事務方や経営者から、売り上げが下がっているので、加算をしっかりとるように言われているのでしょう。
私も上司の方と同じ立場なので、気持ちは良く分かります。
もし、なつはさんが上司の立場だったとしたら、どのように対応するのがいいのか、施設の売り上げとしても、利用者の満足度としても、現実的に可能な範囲でどこで折り合いをつけるのがいいのか、など考えてみてもいいと思います。
1:あいおん更新日:2021年07月11日 07時55分
サラリーマンなら一度はぶつかる壁ですね。他には「残業減らして売り上げ増やせ」等もあります。
しかし、我々は最初から決められた枠組で働くことが求められています。国が定めた枠組、職場が定めた枠組、全部そうです。そんな枠組の中で行っていることで満足度と仰いますがそれは本当に患者(利用者)の本当の満足度とリンクしているのでしょうか。貴方の独善的な自己満足ではないでしょうか。本当に満足することを行いたいのであれば、起業(独立)して売上は無視してサービスを提供するしかありません。但しそれはいつか破綻して自己破産する確率が高いものです。
今は人(職場)のお金でサービスを提供しているのですから、職場の方針で行うべきです。その中で最大限貴方に出来ることを提供するのが雇われた人間の行うべき義務だと思います。自分のスジを通したいのであれば、権限を持つまで偉くなるしかありません。
そこまで待てずにどうしても考えが合わないのであれば、職場を去ることも視野入れるのもいいと思います。
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