理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト
閲覧数:3933 2020年12月08日 [更新] 修正 削除 不適切申告
権限がありません
修正履歴
2:AH更新日:2020年12月08日 19時47分
お仕事、お疲れ様です。
鼻咽腔閉鎖不全はないですよね??
であれば、最初に疑うのは機能性構音障害です。
/k, g/は未獲得で、イ列は前方化かな。
発達はS-Sの段階5くらいが理解できるくらいがSTしやすいと思います。
年中さんだから、どうでしょうね??
アプローチは
1.ガラガラうがいができるか確認。できないのであれば家庭で練習をしてもらう。
2./g/から練習。
①/N:/を言わせて。
②/N:ga/へ変化させる。
聴刺激+STの見本で反応がなければ、舌圧子なりストローなりを使用して誘導します。
3.系統的な構音訓練の流れで/g/行が安定したら/k/へ。
4./k/は、ストローで破裂を聴覚的フィードバック。
もしかしたら「小さい声で“が”って言ってごらん」が効くかもしれません。
/h/に置換するタイプなので、/k:/で摩擦を提示すると/h/から抜け出せないかも。
5.最後に/ki, gi/をやります。
他の方も書いていますが、そのお子さんによってアプローチ方法は変わりますので、臨機応変に。
その子の感覚にフィットする誘導方法を見つけてあげるのが重要です。
頑張ってください。
1:YMST更新日:2020年11月28日 22時42分
か行は産生不可ですが、が行がだ行に置換してるということは感覚的に破裂音の作り方はできています。しかし前方での構音となっています。原因は器質的な問題や誤学習、聴力の問題、発達障害などが挙げられますが分かりかねます。
機能性構音障害であればのアプローチについて
私なら、まず が行から攻めてみます。
構音運動の模倣ができるかどうか。できなければ舌圧子の使用も検討。奥舌での破裂音 が行が産生できれば段階的に無意味音節から有意味語、文レベル、日常会話への汎化を促していきます。並行して が行の有声音から か行の無声音へ促し、同様に汎化させていきます。
あくまでも私がイメージした症例についての1アプローチ法なので、セラピストさんやお子さんに合わなければ別の方法を検討して頂ければと思います。
更新通知を設定しました
投稿タイトル:カ行の構音について
本投稿にコメントがついた際には、登録アドレスにメールでお知らせします。
更新通知を解除しました
投稿タイトル:カ行の構音について
本投稿にコメントがついた際の、登録アドレスへのメールでのお知らせを解除しました。
コメント待ち
新着コメント
情報提供
皆様からリハビテーションに関する情報を広く募集しております。こちらよりお寄せください。