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まずは、運動器リハビリの開設おめでとうございます。
やはり、患者さんの治療効果を考えれば、適切な運動や指導が重要ですから、これからの運動器リハビリの運営を頑張って下さい。
さて、私も診療所に務める理学療法士です、現在の疾患別リハビリテーションでは、医療従事者の配置人数でキャパが制限されますので、その適正なサービス提供を管理していかなければいけませんね。
これは、医療サービスのもっとも基本的考えでありますが、患者の治療の必要性については、医学的に必要であるか否かを考えるべきです。当然ながら、受け皿のキャパはありますので、その中で、医師とリハビリスタッフがカンファレンスを行いながら考える必要があります。
　また、運動器リハビリが出来るようになったから、ステレオタイプに消炎鎮痛の方が、運動器リハビリにシフトするのも、おかしな考えなので、辞めたほうがよいです。

はじめだからこそ、丁寧に、患者さんの状態を把握され、リハビリテーション実施計画書を作成し、その説明度行いながら、徐々に運動器リハビリテーションにシフトしてみてはどうでしょうか。その丁寧な運営の流れは、これからの運動器リハビリテーションを提供する施設の文化となり、発展に繋がっていくと思います。

また、患者が多く、スタッフが足りないのなら、スタッフを増やすことで解決するのも対策だと思います。現在の疾患別リハビリテーションは、どうしてもスタッフ数（配置人数）により、施設基準が決まり、その施設基準によって報酬単価が決定されていますので、高品質な治療を提供するためにも、高い施設基準を目指すことが良いと思います。