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日本理学療法士協会では、老人保健事業推進等補助金事業において、高齢者の「イキイキとした地域生活」の持続・向上を目的にE-SAS（イーサス）というアセスメントセットがあります。これは簡単な問診やTimed Up & Go Testという歩行測定で地域で活動的な生活を行っていくために必要とされる様々な要素を評価できるものです。

http://www.japanpt.or.jp/esas/index.html

リハビリ教室などで行う場合は、安全にかつ簡易（特種な機器をつかわず）、そして、利用者により健康や運動の必要性を知って頂く切っ掛けづくりが重要と考えております。

私は、Timed Up & Go Testなどの歩行測定や、椅子からの立ち上がり動作の評価、片足立ち、ファンクショナルリーチテスト、握力テスト等がお勧めです。

Timed Up & Go Testは歩行全般の能力
椅子からの立ち上がり動作は下肢の筋力
片足立ち、ファンクショナルリーチテストなどは主にバランス能力などを評価します。

介護予防の運動機能評価でもWEBでも色々と詳しい評価方法や、測定結果からの捉え方、平均値なども出ておりますので、その点を参考にして頂けると良いかと思います。