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2012年05月23日: 投稿者：タピオカ

PTOTの業務分担について

1.OTの物理療法実施に関して
　OTがハンドセラピーを実施しています。
　　それに伴い、過流浴、ホットパックの処方が出ていますが、
　　　学校のカリキュラムでの物理療法はないと思いますし、理学療法とは・作業療法とは・・・では、物理療法は理学療法のところに書かれているものばかりでOT欄での記載はないようですが、問題無く実施しても構わないでしょうか？
2．医師からの処方に関して
　　これまで働いていた職場では、共通部分とPT,OT,STそれぞれ分かれて治療頻度、内容の指示欄があり、リハ医が他科からの依頼の元、オーダーを出してくれていましたが、現在の職場は各主治医からの直接オーダーであり、オーダー票も、昨年OTが新設された際にPTのオーダーにOTのオーダーも入れ込んだようで(OT指示のチェックボックスの追加のみ？ADL練習、巧緻性動作練習はありますがたぶん以前からあったもの)、先に書かしていただいた物理療法の指示や、同じ肩関節疾患でも、PTに出たりOTに出たりしていて、すみわけがはっきりしていません。
　通常は、それぞれの部門のテンプレート等で、どの部門に依頼すべきかが医師の方も理解できると思うのですが、先に述べさせていただいたように現在は同じ内容のものなので、あやふやななかで1年経過しそれぞれの先生でいろいろお考えになられて処方されている気がします(同じ医師でも時として違う療法への依頼があります)。
　本来は、疾患ごとや、能力障害に応じて、いずれかの療法か、それぞれの専門分野を分担して協同して実施すべきと考えているのですが、皆さんはどうお考えか、お聞かせいただければ幸いです。

　

閲覧数：21110 2019年08月02日 [更新] 修正削除不適切申告

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そうちゃん · Answer 1 · 2019-08-02 08:40:44

リハ専門職の中ですら意見が分かれるものを医師がしっかりと指示だしてくださいは無理でしょう。
あとPTの専門性はOTの専門性はという話は結論がでないのでここでは無意味でしょう。
ただそれぞれの職場でPTとOTの職域というか,なにをメインにしようかという文化を作ることはできるかも。

ぷよ · Answer 2 · 2019-08-02 08:40:44

難しく考えると専門性で分けなくてはならないと思いますし、それぞれPTやOT、STの専門教育を受けているので、専門性を業務で発揮したいと思うのは当たり前だとも思いますが、目の前の患者さんにとってそれはどれくらい重要なのでしょうか？OTよりも手のリハビリが得意なPTもいますし、なぜかPTよりも歩行訓練が得意なOTもいます。住宅改修と福祉用具選定は飛び抜けて詳しいけど、手のリハビリとか出来ないOTとか専門性が発揮できないからダメでしょうか？摂食嚥下はSTの独壇場でしょうか？
物理療法が苦手なPTもたくさん見てきました。そして、OTでも物理療法をしっかり取り入れられている方も少なくありません。
一般的な専門性よりも個々のスタッフの得意分野を考えて、リハビリの指示はまとめてリハビリ科への指示としてもらい、多職種で相談してから適材適所で必要な職種が介入するだとダメなのでしょうか？
暴論ですが、リスク管理ができているのなら患者さんの利益に繋がる事で自分が出来るなら何をやってもセラピストは良いと思います。

タピオカ · Answer 3 · 2019-08-02 08:40:44

>1 への返信
コメントありがとうございます。
私はPTです。
僕なりの見解は、OTは応用動作ありきの職種と考えています。
観念運動失行や高齢者などで器用さを欠く患者、麻痺の回復に随意性の高くない動作の実施が効果的と考えており、PTでは、なかなか対応できない疾病前の習慣に即した道具を介助とともに利用する技術・生活環境への適応能力の改善向上といった学習、指導といった専門的なところを積極的に実施してほしいと考えています。PTは主に機能障害レベルや基本的動作の改善までしか出来ていないと思うので、内容がなるべくかち合わず守備範囲の広い体制がリハビリテーション医療として望まれているように思っています。
STは、特殊が高く、まじりあうことはあまりないと思いますが、PTOTはかち合っているのがもったいないと思います。

菜梨 · Answer 4 · 2019-08-02 08:40:44

>学校のカリキュラムでの物理療法はないと思いますし
まぁそれを言ったらハンドセラピーとか運動療法自体がカリキュラムにないわけで。（OTじゃないのであったらごめんなさい）

職域の話をしだしたら荒れる気がします(；´∀｀)
個人的には色々思うところがありますが、結局は業務独占もありませんし、理学療法士及び作業療法士法で定められた業の範疇で行為を行なって、厚労省が決めた通りに診療報酬を算定するだけだと思います。
あとは、PTOTそれぞれの知識や能力もあるでしょうし、POの人数のバランスや症例の偏り等によってOTが習ってないことをやらざるを得ないこともあるでしょうし、現実的には色々な運用があるものなのではないでしょうか。
それぞれの現場次第だと思います。