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2019.08.05
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は2日、2017年度の「社会保障費用統計」の概況を公表。「社会保障給付費」総額は120兆円を超え、過去最高を更新したと発表した。
2017年度の社会保障給付費を「医療」「年金」「福祉その他」に分類し部門別にみると、「医療」は39.4兆円、対前年比で6,068億円の増加額となり、伸び率は1.6%となっている。
来年度(2020年度)の予算案の編成に向けた、令和2年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針の中では、年金・医療等に係る経費については、自然増として5,300億円を加算した額の範囲において要求することが、7月31日に閣議了解された。
2020年度には診療報酬改定が予定されている。7月時点で示された5,300億円増の要求通りに進行するのか、12月の予算案時点では更なる圧縮を求め、施策などによる圧縮を行うのか。今後の動きに注目が集まる。
引用:平成29年度 社会保障費用統計(2019年8月2日公表)(全文PDF):国立社会保障・人口問題研究所HP
参考:概算要求基準閣議了解(令和元年7月31日):財務省HP
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