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2019.02.21
厚生労働省は18日、iPS細胞を使って脊髄損傷を治療する臨床研究計画を了承した。
このiPS細胞を使った脊髄損傷の治療が世界初の臨床研究として注目される。2019年夏にも開始する予定だ。
この臨床研究計画では脊髄の損傷から2~4週間が経過し、運動や感覚が完全に麻痺した18歳以上の患者4人が対象となる。iPS細胞の移植とあわせてリハビリテーションを行い機能改善を目指す。
既に慶応義塾大学の岡野教授らは脊髄損傷を生じたサルを用いた動物実験で歩行が可能となるレベルまで回復させることに成功している。この臨床研究で安全性が確認できれば、臨床試験(治験)へ移行する予定だ。
関連報道:日本経済新聞(2018.2.18)
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