理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト
2018.08.16
AI、IoT、ビックデータ技術を用いた「AIホスピタルシステム」開発に向けて政府が百数十億円を投じ、文科省、経産省、厚労省が中心にプロジェクト検討が進められている。
同プロジェクトは、「AIの診療現場導入による医師と患者のアイコンタクト時間の倍増と医療従事者の50%がかなりの負担軽減を実感できること」を2022年度末の到達目標として掲げている。
具体的なAIの活用例として、診療時音声情報の文章化がある。医師と患者間の会話をAIにより自動入力されるため、医師は目と目を合わせて診察、面談に注力できる。
また、子供の場合には漫画のキャラクターなどが画面に表示し、話しやすくする工夫なども例示されている。
10医療機関での「AIホスピタルシステム」導入モデル病院の運用開始を2022年度末までに目指し、いずれは医療情報産業の活性化のため海外展開も視野に入れられている。
資料:第2回 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「研究開発計画案の内容に係るプログラムディレクターと記者との意見交換」(内閣府HP)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
人気記事
情報提供
皆様からリハビテーションに関する情報を広く募集しております。こちらよりお寄せください。
2020.10.30
神奈川県で遠隔機能訓練支援サービスを実証実験
2020.01.09
【動画】リハ計画作成にAI活用、業務時間を約60%短縮 NECとKNIが実証結果を公開
2024.08.08
回復期リハビリ病棟でAI予後予測、ソニーと十勝リハセンターが共同開発
2024.09.24
AI遠隔リハビリの介入効果、 サルコペニア高齢者を対象にRCTで検証 | BMC Geriatrics
2024.05.08
【OT開発】睡眠時バイタルデータ×AIで健康増進、2025万博出展
2020.10.21
リハビリテーションを受けている患者に関連した医療事故、ヒヤリ・ハット事例について分析|医療機能評価機構
あなたは医療関係者ですか?