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2018.07.27
大阪大学などのグループは、心不全患者が自宅にいながら心臓リハビリテーションを受けることができる遠隔医療機器を開発した。25日には、第三者割当増資を約5000万円調達し、2020年の承認を目指し開発を加速させている。
今回、開発されたのは、センサーを身に付けて自宅にて自転車型のトレーニング機器で運動する患者に対し、ネットを通じて病院にいる医師が心拍などをチェックをしながら、運動負荷コントロールができるというシステム。付属のタブレット端末で会話もでき、医師は患者の表情も確認しながらサポートができる。
時間的な制約、また通院する際の介助者などの背景により継続的な通院が難しい人が多いことは課題とされてきた。同機器により心臓リハビリテーションの継続率向上、再発予防の推進が期待される。
■参考:遠隔心臓リハビリ-Remohab(公式ホームページ)
■参考:遠隔医療で心臓リハビリ聞き開発(関西 NEWS WEB)
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