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2018.08.01
軽量のセンサーを腰につけて歩くだけ。簡単に歩行を定量化する「Q'z TAG® walk(キューズタグ ウォーク)」を住友電工が開発。6月26日には、TUG測定が可能な新機種「Q'z TAG® walk plus」を販売開始した。
新機種「ウォークプラス」は、ストップウォッチ無しで起立、着座を自動検知するため、時間計測の精度が大幅に向上。記録作業が不要なため、介助・見守りに専念できるなど、TUG測定の業務効率化が図れる。
何より、TUGの起立、歩行・転回、着座にかかる時間を分解して表示できるため、従来の測定時間からの評価だけでは分からなかった苦手な動作が一目で分かるのは新しい。運動プログラム立案の一助にもなる。
その他、各施設で実施されている身体測定や体力測定などの結果をシステムに入力することで、歩行測定とTUG測定の結果と合わせ、データを一元管理することも可能。
日本転倒予防学会推奨品にも登録されている「キューズタグ ウォーク」は、歩行中の加速度を測定し独自のアルゴリズムにより歩行を評価。同世代との違いが分かるレーダーチャートや、「バランス」「体重移動」など6つの項目を点数化で被験者へフィードバックでき、測定結果を元におすすめの運動プログラムを表示する機能もある。
歩行測定結果と運動項目を印刷して手渡す機能は、まさに今需要が高まっている地域での介護予防事業などで活用しやすい。
製品、デモについてのお問い合わせは、フコク物産株式会社 特販営業部
電話:03-3765-3228 Mail:kikaku●fukoku-bussan.co.jp まで(●を@に変更ください)
参考:TUGの自動測定が可能な新機種「Q'z TAG® walk plus」を販売開始(住友電工プレスリリース)
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