理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト
2018.06.06
「痛みの理学療法シリーズ 肩関節痛・頸部痛のリハビリテーション」が5月28日に羊土社より発刊した。
本書は、「痛みの理学療法シリーズ」の第一弾として肩関節痛と頸部痛の2パートで構成している。
特に、頸部は重要な脈管・神経系が走行していることから、頸部の局所に触れることや動かすことに対してリスク管理が重要となる。
本書は海外で確立されつつある頸部痛のリスク管理と、系統だった評価・治療を元に、治療手技を1ステップずつ解説。手技は脊柱模型を活用した写真で説明されており、「読む」だけでなく「見る」ことでも介入イメージの理解が進む。
頸部痛のケーススタディでは、「可動域制限を伴う頸部痛例」「放散痛を伴う頸部痛例」「協調性障害を伴う頸部痛例」「疼痛が強い頸部通例」「頭痛を伴う頸部痛例」といった臨床で悩むことの多いケースが紹介されている。
『痛み』に対して、どのようなプロセスで原因を推論するか。フローチャートなどで系統立って学ぶことのできる「痛みの理学療法シリーズ」は、今後続刊の予定。
この記事が気に入ったらいいね!しよう
人気記事
情報提供
皆様からリハビテーションに関する情報を広く募集しております。こちらよりお寄せください。
あなたは医療関係者ですか?