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2018.06.04
京都大学とミクシィグループの株式会社スマートヘルスは、理学療法に基づく運動プログラムが障害予防に与える効果を検証するため、「予防理学療法学講座」という産学協同講座を京大内に設置した。
同講座では、京大の臨床バイオメカニクス研究室が、理学療法に基づき健康寿命延伸を目指す運動プログラムを開発し、スマートヘルス社が運営する施設でデータを収集。そのデータを京大が解析、「実施者の属性」や「身体の状態」ごとに当該運動プログラムが障害予防に与える効果を検証する。
ミクシィは平均寿命と健康寿命のギャップを縮小することが重要との認識のもと、ヘルスケア事業に参入した経緯がある。
今や高齢者でも持つ人の増えているスマホ。京大が解析したデータをアプリを通じて個人で確認するだけでなく、アプリ利用者同士で目標に向かってチャレンジするサービスがあれば、運動の継続性も高まり健康寿命の延伸も期待できる。
予防理学療法学講座の設置期間は平成35年3月31日まで5年間の予定。
参考:京都大学、スマートヘルス社 産学共同講座設置のお知らせ~(株式会社スマートヘルス ニュースリリース)
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