現役の理学療法士・作業療法士が書いた「リハビリテーション英会話」が発刊した。
この書籍では、実際に理学療法士や作業療法士である筆者が臨床現場でよく使用するであろう表現を集めていることが特徴だ。
例えば、「あなたの担当になります、●●です。よろしくお願いします。」という挨拶は誰でもすると思うが、これは英語でいうとなると、少し考えてしまう。「担当」って英語でなんていうのだろう?「よろしくお願いします。」って英語であったっけ?と思わないだろうか?
正解は「I am working with you today, Nice to meet you!」となる。直訳では「私は今日あなたと一緒に働きます。はじめまして」というようになるが、実際には、このように挨拶をすることが多い。
他にも「痛かったらすぐに教えてくださいね」「何か質問ありますか?」「家で行う運動について教えますね」など「あ、これが英語で言いたかった!」というフレーズも数多く紹介。webでは
立ち読みも可能。
筆者の一人である理学療法士の三木貴弘さんはオーストラリア留学を経験。同書は、現地での臨床経験などを元に構成されており、より実践的で臨床現場ですぐに活用できる英会話フレーズが、詳しい解説と音声付きでまとめられた一冊になっている。
是非、本書を使って、リハビリテーション英会話に触れ、来るべきグローバル化に向けて準備を進めてみてほしい。
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webで立ち読みする▶︎
amazonでチェック■執筆者紹介
三木貴弘(理学療法士)
オーストラリア留学などを経て、現在は札幌円山整形外科病院リハビリテーション科に勤務。 北海道大学大学院保健科学院に在学中。
監修書籍:リハビリテーションの基礎英語
翻訳書籍:腰痛 ─エビデンスに基づく予防とリハビリテーション─
一般向けWeb連載:
http://healthpress.jp/column/youtsu/
三木貴弘氏
オーストラリに留学する三木氏