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2017.10.24
NECと医療法人社団KNIは、AIを活用した医療・社会改革に向けた共創を開始。NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」を用いた実証実験では、不穏行動の予兆のある患者を71%の精度で約40分前に未然検知、また、入院翌日までの情報を活用し、退院・転院先を84%の精度で予測した。
同実験では、患者が身につけている時計型センサーで体温や脈拍などのデータを収集・解析。データを元にAIが「不穏行動」と呼ばれる症状の予兆を検知して看護師に知らせた。
AIのひとつである機械学習により過去の不穏行動データを学習させることで、傾向がわかり新しい患者にも転倒リスク軽減に適用が可能となる。患者の入院長期化の回避による早期の社会復帰や、対応するスタッフの業務負荷軽減が期待される。
関連サイト:医療法人社団KNIとNEC、AIを活用した医療・社会改革に向けた共創を開始(NEC プレスリリース)
NEC発表資料:「未来の医療に向けた取り組み」(PDF)
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