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2016.09.04
8月31日の介護保険部会にて、在宅生活を支えるリハビリテーションの機能強化について議論がされた。
2015年度の介護報酬改定に関わる調査結果によると、通所リハと通所介護では理学療法士等の配置に大きな差があり、要介護度や日常生活自立度の改善度合にも同様に差があることが示された。
しかし、両サービスの一人当たりの費用は変わらない。その点に関して厚生労働省の検討会では、「通所リハと通所介護の違いは専門職の違い。それぞれ別の評価基準が必要」とする意見も挙がっており、同時改定に向けて理学療法士等の専門職によるリハビリテーションの機能強化や通所リハビリテーションと通所介護の役割を勘案したメリハリが改定に影響することが予測される。
関連資料:第62回社会保障審議会介護保険部会資料(厚労省HP)
参考資料:ニーズに応じたサービス内容の見直し(1.自立支援・重度化予防を推進する観点からのリハビリテーション機能の強化)(PDF)
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