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2015.12.23
2016年度の診療報酬改定の改定率が決定した。政府は全体として0・84%引き下げることを決め、マイス改定となるのは08年度改定以来8年ぶり。日本医師会は自民党や首相官邸に診療報酬改定の引き上げを働きかけ、来年夏の参議院選挙を控え日医の協力を得たい同党や首相官邸の意向もあり、医師らの技術料は「本体部分」を0・49%引き上げとなった。なお、1月からは厚生労働大臣の諮問を受けて、具体的な診療報酬設定に係る調査、審議を行う。2月の中旬には中医協が改定案を答申する予定だ。(診療報酬改定スケジュール)
今回の診療報酬改定率は、医師らの技術料は「本体部分」を0・49%のプラス改定となったが、今後は、技術料の中で点数の配分を決める厳しい折衝が内部で行われる。今後の診療報酬改定の行方が注目となる。
関連資料
・診療報酬改定について(報道各位)厚生労働省ホームページ
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