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2015.08.21
介護職の仕事に関する教科書の記述に対する要望書の提出
中学生、高校生向けの教科書において、介護職の仕事が「重労働」で「低賃金」であるといった表現があったことに対して、一面的な記述で誤解を招く可能性があるとして、全国老人福祉施設協議会や日本介護福祉士会などの関係する6団体が連名で要望書をとりまとめ、一般社団法人教科書協会及び教科書を出版した出版社に対して提出した。
読売新聞の調査では介護団体の対応に73%が反対
一方で、ネットでの反応は「事実なのになぜ反発?」「教科書の記述は事実で待遇改善が先」などの反発の声も高まっている。読売新聞では教科書会社に対して教科書記述の修正を求めた介護団体の対応についてアンケートを実施した結果「賛成」と答えたのは全体の27%。介護団体の対応に「反対」と答えたのは73%で、反対派が多数を占めていた。
2025年には介護職が37.7万に不足!
国は、2025年に向けた介護人材は253.0万人が必要とし、37.7万人 が不足すると見込んでいる。いずれにせよ介護職の「処遇改善」、そして、介護職が「やりがい」もって働くことの出来る環境つくり、また、介護職のイメージを変える取り組みが早急に必要と言える。
関連サイト
・介護団体の対応に反対が多数…介護現場の教科書記述アンケート 私も言いたい!「NEWS通」 : まとめ読み「NEWS通」 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
・厚生労働省「2025年に向けた介護人材にかかる需給推計(確定値)について」
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