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2014.01.29
2月12日中医協総会において、平成26年度診療報酬改定の個別項目が了承され、答申が行われました。
具体的な点数も公開されておりますのでこちらを御覧ください。
中医協総会において、平成26年診療報酬改定の個別項目の骨子案(個別改定項目について)が公開されました。リハビリテーションに関わる改定のポイントは下記のとおりです。
急性期病棟におけるリハビリテーション専門職の配置に対する評価
・(新設)ADL維持向上等体制加算(1日につき、14日を限度)
回復期リハビリテーション病棟の評価の見直し
・(新設) 回復期リハビリテーション病棟入院料1 体制強化加算 (1日につき)
・回復期リハビリ病棟入院料1の休日リハビリ提供体制加算を入院料に包括。
・(新設)リハビリテーション総合計画評価料 入院時訪問指導加算(入院中1回)
地域包括ケアを支援する病棟の評価
・(新設) 現在の亜急性期入院医療管理料を廃止し地域包括ケア病棟入院料を新設
維持期リハビリテーションの評価
・維持期の脳血管疾患等、運動器リハビリテーションについて評価適正化(いわゆる引き下げ)
・維持期リハビリ(13単位)については次期改定まで経過措置延長
・(新設)介護保険リハビリテーション移行支援料(患者1人につき1回限り)
認知症対策の推進
・(新設)認知症患者リハビリテーション料 (1日につき)
リハビリテーションの外来への円滑な移行の推進
・外来リハビリにおける初期加算、早期リハ加算の算定可能とする
(但し地域連携診療計画管理料を算定した患者:脳卒中、大腿骨頸部骨折に限る)
・(新設)リハビリテーション総合計画提供料 (退院時1回)
(但し地域連携診療計画管理料を算定した患者に限る)
・外来の患者についても運動器リハビリテーション料Ⅰを算定可能とする。
廃用症候群に対するリハビリテーションを含む疾患別リハビリテーション等の適切な評価
・廃用症候群に対するリハビリテーションを適正化
・廃用症候群(脳血管疾患等リハビリテーション料)で算定する対象患者を縮小
・疾患別リハビリテーション料の充実(心大血管リハビリ・運動器リハビリ・呼吸器リハビリ)
・障害児(者)リハビリテーション料の充実
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