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2013.12.18

オリンピック・パラリンピックに向けてユニバーサルな環境つくりへ

障がいがあっても気軽に旅が出来るように、東京ユニバーサルセンター設立の準備会議が都内で開催されました。7年後の東京オリンピックそしてパラリンピック開催に向けて、国内、海外からの旅行者が安心してオリンピック、パラリンピックに参加出来るように、そしてユニバーサルな旅の環境を目指して、旅をサポートするNPOやホテル関係者、交通機関関係者、福祉機器関係者、など一同にあつまり、現在の課題やこれからのユニバーサルセンター設立への期待を話し合われる会議となりました。

『旅行へ行きたい』その希望をかなえたい
会議に参加した理学療法士の友清は会議の中で「リハビリを行っている方が『旅行へ行きたい』と希望する方も少なくありません。是非ともその希望(旅に行くこと)を実現できる環境の充実を希望しています。また、旅に行きたいと思っていても、諦めてしまう方も多く、障がいがあっても旅をサポートするNPOやユニバーサルに対応したタクシーやホテルがあることを知らない人も多く、是非ともユニバーサルな情報の集約や発信、ネットワークに期待し、その取り組みに関わらせて頂きたい」と述べました。

旅行中に困ったこと
旅行中に困ったことでの調査では1位が入浴、2位が移動、3位が排泄、4位が食事です。「入浴」「移動」「排泄」「食事」まだまだ課題が大きい状況であり、ハード面、そしてソフト面においての充実が必要です。本来の地域リハビリテーション (CBR:community based rehabilitation) の実現には、医療や保健、福祉及び生活にかかわるあらゆる人々や機関・組織がリハビリテーションの立場から協力し合って行う活動が必要であり、ユニバーサルな環境つくりにはもっと理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が積極的に関わる場面が必要に思われます。

旅行でこまること


記:理学療法士:友清直樹(ともきよなおき)

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