アメリカの職業ランキング(U.S.News & World Reportが"100 Best Jobs of 2013)で理学療法士(Physical Therapist)が8位(7.9点)、作業療法士(Occupational Therapist)が11位(7.6点)にランクインとなりました。ランキングは10点満点のスコア形式で、成長率や雇用予想、ストレス、ワークライフバランスなどから総合的に評価されたもの。上位には医療分野やIT分野が多くなっている傾向です。
アメリカでは理学療法士や作業療法士は人気の高い職業であり憧れの職業の一つとなっています。日本ではアメリカほど認知があるとは言えませんが、日本理学療法士協会の調査(理学療法士白書2010)では7割の理学療法士が「やりがいがある仕事である。」と答えています。今後、日本はさらなる高齢社会となりリハビリテーションの専門職としての理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の活躍が期待されています。理学療法士や作業療法士への国民の理解や地位の確立が急務です。
職業ランキングトップ10
1. 歯科医師:Dentist
2. 看護師:Registered Nurse
3. 薬剤師:Pharmacist
4.コンピューターシステム分析技師: Computer Systems Analyst
5. 医師:Physician
6. データペース管理者:Database Administrator
7. ソフトウェア開発者:Software Developer
8. 理学療法士:Physical Therapist
9. WEB開発者:Web Developer
10. 歯科衛生士:Dental Hygienist
(11.作業療法士:Occupational Therapist)
関連サイト
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アメリカ職業ランキング(The 100 Best Jobs | Best Jobs | US News Careers)
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国際検証特別委員会報告書 理学療法士の法的位置づけに関する国際比較