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2024.06.19
要介護高齢者のコアアウトカムセット公開【日本地域理学療法学会】
日本地域理学療法学会は、アウトカム評価の標準化を目的に「要介護高齢者に対する地域理学療法のコアアウトカムセット」を作成し、学会ホームページで公開した。
同コアアウトカムセットはICFに沿った評価項目に分けられており、実臨床で使用できるアウトカムを重要視して作成されている。評価項目には筋力・認知機能をはじめとする客観的な評価指標のみならず、QOLの評価尺度の「EQ-5D」などの主観的な評価項目も組み込まれている。
コアアウトカムセットの適用者は、介護保険領域の通所・訪問・入所サービスを利用している要介護者とされており、対象者の重症度は、障害高齢者の日常生活自立度の準寝たきり以上（ランクJ、もしくはA）が想定されている。
今回公開されたコアアウトカムセットは、地域で生活する要介護高齢者を対象とした理学療法の効果を評価するための基準を提供している。これにより、理学療法士等が個々の対象者に適した治療計画を立て、その効果を客観的に評価することが可能になる。
また、全国各地で共通の指標を用いて対象者の評価を行うことにより、地域ごとのケアの質のばらつきを減らし、エビデンスに基づく地域理学療法の実践が推進されることが期待される。
● 募集期間
2024年6月1日から2024年 6月30日の1ヶ月間
● 提出方法
・パブリックコメントの提出は下記のGoogle formからお願い致します。
・氏名、所属、職種、臨床・業務環境をご回答した上でご意見をお寄せ下さい。
・ご意見に対する個々の回答は致しかねますのでご了承ください。
・パブリックコメントの内容はホームページ等で公表させて頂く場合があります（個人を特定するような情報は公開いたしません）
● 提出先
https://forms.gle/WzUCS13tpX8Y3euw7
同コアアウトカムセットはICFに沿った評価項目に分けられており、実臨床で使用できるアウトカムを重要視して作成されている。評価項目には筋力・認知機能をはじめとする客観的な評価指標のみならず、QOLの評価尺度の「EQ-5D」などの主観的な評価項目も組み込まれている。
コアアウトカムセットの適用者は、介護保険領域の通所・訪問・入所サービスを利用している要介護者とされており、対象者の重症度は、障害高齢者の日常生活自立度の準寝たきり以上（ランクJ、もしくはA）が想定されている。
コアアウトカムセットとは？
コアアウトカムセットとは、臨床試験において、最低限、測定・報告されるべき標準化されたアウトカムの最小のセットのことを意味する。最近では、研究のみならず臨床現場でも活用できるアウトカムセットが報告されている。今回公開されたコアアウトカムセットは、地域で生活する要介護高齢者を対象とした理学療法の効果を評価するための基準を提供している。これにより、理学療法士等が個々の対象者に適した治療計画を立て、その効果を客観的に評価することが可能になる。
また、全国各地で共通の指標を用いて対象者の評価を行うことにより、地域ごとのケアの質のばらつきを減らし、エビデンスに基づく地域理学療法の実践が推進されることが期待される。
パブリックコメントの募集
日本地域理学療法学会では、今回発表した「要介護高齢者に対する地域理学療法のコアアウトカムセット」のさらなる発展と普及を目的にパブリックコメントを募集している。● 募集期間
2024年6月1日から2024年 6月30日の1ヶ月間
● 提出方法
・パブリックコメントの提出は下記のGoogle formからお願い致します。
・氏名、所属、職種、臨床・業務環境をご回答した上でご意見をお寄せ下さい。
・ご意見に対する個々の回答は致しかねますのでご了承ください。
・パブリックコメントの内容はホームページ等で公表させて頂く場合があります（個人を特定するような情報は公開いたしません）
● 提出先
https://forms.gle/WzUCS13tpX8Y3euw7
引用・参考
◾️コアアウトカムセットの公開（日本地域理学療法学会）
◾️コアアウトカムセットに関するパブリックコメントの募集（日本地域理学療法学会）
◾️要介護高齢者に対する地域理学療法のコアアウトカムセットの公開（日本地域理学療法学会）
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