公益財団法人日本フィランソロピック財団「未来の介護基金」が、助成先を募集している(5月24日締切)。
同基⾦は、介護業界を⽀える事業者や団体が、⾼齢者にとって理想の介護・⾃⽴⽀援を模索し実現する活動を助成する。活動には、既存事業・サービスの拡⼤・改善やそのための基盤づくり、新規の事業開発、IT活⽤やDX開発による介護環境の改善などが対象として含まれている。
2回目の今回より、新たに営利法人も応募可能となり、助成総額も最大2000万円へと拡大している。
日本フィランソロピック財団は2020年に設立。社会貢献事業への資金提供を目的として、寄附を募り、それを基金として管理運営し、助成や奨学金・顕彰事業などを行っている。
現場の経験、知識やアイディアなどが本事業でかたちとなり、介護や支援を必要とする高齢者のQOL向上につながることが期待される。
■「未来の介護基金」助成概要
・助成対象:⾼齢者の介護・⾃⽴⽀援において、新たな事業モデルや仕組みづくりにチャレンジする新規性・独⾃性のある活動や事業。既存事業・サービスの拡⼤・改善やそのための基盤づくり、新規の事業開発、IT活⽤やDX開発による介護環境の改善を含む。
・助成総額:2,000万円(予定)/1団体あたりの助成⾦額:上限300万円
・助成対象期間: 2024年10⽉1⽇〜2025年9⽉30⽇
【助成対象事業例】
・高齢者が、支援されるだけでなく、社会参画し活躍できるための支援
・高齢者の希望や夢を叶えるなど、利用者に寄り添った支援
・IT活用やDX開発による高齢者のQOL向上支援
・その他新しい介護を作り出すための活動
・上記を実現するための中間支援
※本公募では日本国内で実施する事業が対象です。
※本公募での「高齢者」とは、介護や支援を必要とする65歳以上を想定しています。
※介護用浴槽・ベッド・スロープ等の介護用品の購入や単なるリフォームは対象外です。
※収益性を確保できている営利事業は対象外です。
※営利法人の申請においては、応募事業を非営利事業として管理することが可能で、事業収益が生じた場合は同事業へ再投資することが確認できる事業が対象です。
引用リンク
■ 第2回「未来の介護基金」助成先募集開始(2024/4/15~5/24)[日本フィランソロピック財団HP]
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