27日、中医協(総会)にて、医師、看護師等の除くコメディカルの給料の平均は全国産業平均を下回っていることが指摘され、処遇改善の課題の一つとして取り上げられた。
厚生労働省は、医療を取り巻く状況として「医療関係職種の賞与込み給与の推移」について資料を提示。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を含むコメディカルの給与の平均は全産業平均を下回っている状況を説明した。
既に、日本理学療法士協会、日本作業療法士協会、日本言語聴覚士協会は、リハビリテーション専門職の処遇改善に関する要望書を提出している。(
要望書はこちら)
今後、診療報酬改定の議論が本格的に進む中、処遇改善について議論がどのように進み、現場で働く理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が実感できるような賃金引き上げとなるかについて注目が集まる。
引用:中央社会保険医療協議会 総会(第561回)(厚労省HP)
【資料2-1】処遇改善(その1)について 総-5-3(PDF:2MB)
厚生労働省より公開された資料に合わせて、PT-OT-ST.NETの診療報酬改定特設サイトも情報掲載を進めています。制度改定に向けた準備にご活用ください。