東急株式会社と東急スポーツシステム(TSS)は、公的保険外のリハビリテーションサービスを8月から提供することを発表した。
同サービスは、東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座の協力のもと、TSSが運営するフィットネスクラブ「アトリオドゥーエネクスト」の2店舗で提供。医療保険所定のリハビリテーション日数を終えた方、機能維持・介護予防を望む高齢者、病後や術後の機能回復や運動を楽しみたい方に対してシームレスなリハビリテーションサービスを提供する。
東急株式会社は「リハビリ難民」の問題解決のため、2022年10月から2023年3月末まで本サービスの実証実験を実施。機能改善効果や利用者ニーズ、プログラムの評価等を検証し、一定の成果が得られたため、公的保険外のリハビリテーションサービスを正式に提供することを決定した。
同サービスでは、フィットネスクラブを活用することで、一般的なリハビリテーション施設にはないプールやマシンジムなどの設備を活用したプログラムを提供。また、企業立病院である東急病院における医療相談とも連携することにより、利用者の健康状態に合わせた最適なリハビリテーションサービスを実践することが構想されている。
サービス料金は、プログラム1回(60分)あたり8,800円(消費税等込)。同社は、健康寿命延伸に貢献し、人生100年時代においても生涯を通じて心身が健康で自分らしく活き活きできるウェルビーイングな沿線の実現を目指すとしている。
引用・参考:公的保険外リハビリテーションサービスを8月より提供開始(東急株式会社HP)