【広がる車椅子生活】渋谷真子、脊髄損傷と性・排泄について語る　自主公演開催が決定

聞いていいのか、触れていいのかわからない、だからこそ知ってほしい車椅子生活の世界。脊髄損傷となり車椅子生活をYouTuberとして伝える渋谷真子さんが、自主講演会を開催します。

渋谷真子さんは、2018年7月仕事中に茅葺（かやぶき）屋根から落下し、脊髄損傷にによる障害を負い車椅子生活となりました。そこで感じた、知られていない車椅子の世界。渋谷真子さんは、社会のタブーとされる性や排泄について自らの経験から語り、障害者に対する固定概念を変えていこうと活動されています。

『障がいのある人々が日常を自由に過ごせる社会』

彼女が目指すのは、『障がいのある人々が日常を自由に過ごせる社会』。

そうした想いを抱く渋谷さんが、2023年7月1日（土）東京都渋谷区にて『自分らしく生きるために』をテーマに、自主講演会を開催されます。

渋谷真子さんは、YouTubeでも情報を発信し、チャンネル登録者数は11万人（2023年6月時点）です。

その活動には、触れにくいこと、聞きにくいことだからこそ、公に伝えていくことで車椅子生活の世界を広げていきたいという想いが込められています。

YouTubeチャンネル『現代のもののけ姫MAco』
https://www.youtube.com/@Macomononokehime

また、障がいがあるというだけで”弱者”のように扱われるのではなく、普通に暮らせる社会を作ることを目指し、バリアフリーの現状や女性特有の悩みについてもお話されています。

当事者だけでなく医療従事者にとっても、実際の生活や困っていること、当事者の気持ちを知ることで見える世界が変わるのではないでしょうか。