国立国際医療研究センターは、新型コロナウイルス感染症により自宅で療養される方に向けて「腹臥位の方法」に関する紹介動画を制作、YouTubeに公開した。
新型コロナの第5波にて、新型コロナウイルスに罹患した方が自宅療養している状況にある。そのような背景から、入院中に実施されることが多い「うつぶせ姿勢(腹臥位)」など、姿勢に配慮した生活が重要だということを伝える必要性が高まり、この動画が制作されることになった。
動画制作に関わった同センター病院リハビリテーション科の藤谷医師は、「まずは、第6波が来ないことを祈っておりますが、肺炎や呼吸における姿勢の重要性について知っていただき、自宅で療養が必要な方、もしくは、予防的にも実施して頂けると良いと思う。」と制作後に感想を述べてる。
国民向けに制作されたこの動画は、「うつぶせ」をとることの効果と、楽に「うつぶせ」の姿勢をとる方法について紹介。なぜ、療養中の姿勢に配慮することが必要なのか、胸郭のCGアニメーションや、姿勢の変え方についてデモンストレーションを交えながら解説している。
この動画は7分程度で閲覧できる。訪問リハビリなので在宅療養に関わるセラピストにとっても参考になる動画となっている。
引用:新型コロナウイルス感染症で療養中の姿勢について(うつ伏せ寝のおすすめ)センター病院リハビリテーション科制作動画(国立国際医療研究センターHP)