今月8日に開催された中医協の分科会にて、回復期リハ病棟の入院患者要件に心大血管疾患リハビリテーションを加えることが議論された。
厚生労働省は、回復期リハビリテーション病棟での心臓リハビリテーションにより、機能的自立度評価法(FIM)等が改善するとの研究報告を紹介。
2022年度診療報酬改定に向けた議論に「心大血管リハビリを回復期リハ病棟でどのように推進していくべきか」俎上に載ったことは、注視すべきポイントといえる。
その他、今月8日に開催された同分科会では地域包括ケア病棟入院料・管理料についてや、回復期リハ病棟入院料についての「リハビリテーションに係る実績」や「実施している医療の内容を踏まえた評価の方法」などが議論されている。
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引用:令和3年度 第4回 入院医療等の調査・評価分科会議(厚生労働省HP)
参考:循環器病対策推進基本計画の概要(厚生労働省HP)
厚生労働省より公開された資料に合わせて、PT-OT-ST.NETの診療報酬改定特設サイトも順次情報の更新を進めています。制度改定に向けた準備にご活用ください。