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2021.05.25

高齢者施設における感染対策・支援策、厚労省が通知

厚生労働省は21日、施設内で療養を行う高齢者施設等が感染対策の徹底、療養の質及び体制の確保等を行うことができるよう、感染対策や支援策等について資料をとりまとめ、都道府県宛に通知した。

資料では、感染対策のシミュレーションの促進、高齢者施設の従事者等に対する定期的な検査の受検促進など、感染者発生に備えた対応を積極的に行うよう呼びかけ。

施設内療養に関する支援策については、「施設内療養時の対応の手引き」や「新型コロナウイルス感染症発生時の業務継続ガイドライン」を参照して、適宜活用をすることを促している。

また、施設内療養時の支援に係る費用については、必要な介護サービスを継続して提供できるよう、通常の介護サービスの提供時では想定されないかかり増し経費について支援する「補助制度」の活用についても紹介。

地域医療介護総合確保基金による更なる支援として、必要な感染予防策を講じた上でのサービス提供等を実施した場合、施設内療養者1名につき、15万円の支援を行う補助制度を活用することができることを伝えている。

介護保険最新情報vol.981（PDF）

【記載項目抜粋】
1.感染者発生に備えた対応等

(1)感染対策のシミュレーションの促進

(2)高齢者施設の入所者・従事者に対する早期のワクチン接種の促進

(3)高齢者施設の従事者等に対する定期的な検査の受検促進等

2.施設内療養に関する支援等

(1)施設内療養時の対応方法等

(2)施設内療養時の支援(人材に係る支援)

(3)施設内療養時の支援(費用に係る支援)

参考引用：厚生労働省ホームページ
1）介護保険最新情報vol.981（高齢者施設等における感染防止対策及び施設内療養を含む感染者発生時の支援策）
（別添１）（別添２）（別添３）

（別添４）（別添５）（別添６）（別添７）
２）介護施設・事業所における業務継続計画（ＢＣＰ）作成支援に関する研修
３）「新型コロナウイルス感染症流行下における介護サービス事業所等のサービス提供体制確保事業」について