横浜市は、心血管患者が退院後も切れ目なく心臓リハビリテーションを受けられる地域連携体制を構築することを目的に、市内のスポーツセンター、横浜市スポーツ医科学センター、2社の民間スポーツジム等とそれぞれ連携協定を締結したと発表した。
心血管疾患については、再発・重症化予防の観点から退院後に心臓リハビリテーションが十分に受けられる、体制整備が重要といわれている。
発表資料には、「強化指定病院の医師が運動処方箋に必要事項を記載し、患者さんに発行後、患者さんは利用したい連携先のスポーツセンター等へ事前に利用予約をします。各施設は運動処方箋に応じた安全な運動実施をサポートします」と、今回の連携内容が示されている。
同市は、地域の身近な場所で安全に心臓リハビリテーションが受けられる、包括的な実施体制を構築する今回の取り組みを通じて、市民の健康寿命の延伸、心血管疾患による年齢調整死亡率の減少を目指すとしている。
引用参考:心臓リハビリテーションを推進し、心血管疾患の再発・重症化予防を図るため市内スポーツ施設等と連携します!~心血管疾患対策に関する協定書を締結~(横浜市HP)