介護施設・事業所の職員に生じる心身の負荷に対する支援を行うことを目的に、メンタルヘルスに関する基礎知識から新型コロナウイルス感染症下での対応、メンタルヘルスケアを推進する上でのポイントを整理した「サポートガイド」を厚生労働省が作成した。
コロナ禍が長期化する中、特に高齢者の方を対象にサービス提供を行う場面の多い介護現場では事業所や職員への負担は重く、収束の見えない状況において心身に負担が蓄積されている状況は多方面でみられている。
サポートガイドでは、職員が抱えている不安やストレスの状況やその対応事例、また、それらに関するアンケート調査結果を掲載。メンタルヘルスを良好に保つためには、お互いのメンタルヘルスに関心を持つこと、職員間でコミュニケーションを取ることが重要であると伝えている。
厚生労働省は、メンタルヘルスの不調の内容や管理者・職員自身ができるケアについて簡潔に記載したリーフレットと合わせて活用し、現場にて心身のケアを行うことを呼びかけている。
目次
Ⅰ 新型コロナウイルス感染症の基礎知識
Ⅱ メンタルヘルスについて
1.はじめに
2.メンタルヘルスの不調・メンタルヘルスケア概要
3.メンタルヘルスケアの進め方
4.4つのケアについて
5.メンタルヘルスケアを推進するにあたっての留意事項
6.新型コロナウイルス感染症下でのメンタルヘルス対応
7.メンタルヘルスに関する法律
8.メンタルヘルスの対応事例
9.最後に
Ⅲ 相談窓口
出典:介護事業所等向けの新型コロナウイルス感染症対策等まとめページ(厚生労働省HP)