厚生労働省は、介護現場において日頃から発生時など介護場面に応じた取組みが行えるよう、感染対策の知識などをまとめた「介護現場における感染対策の手引き」の第1版を作成、ホームページ上で公開した。
手引きでは、介護現場における感染症への対応力の向上を目的に、平時の感染対策や感染症発生時の対応など、感染対策の知識や対応方法のポイントについて図表を用いて掲載。個人用感染防護具の脱着については、実際のデモンストレーションを観ながら知識を深められるよう、動画教材がURLとQRコードで紹介されている。
介護施設・事業所としては、「感染対策マニュアル」の整備や、感染症予防に関する職員研修の実施を実施しておくことも重要になる。今回の手引きでは、マニュアルを作成・運用する上での実践例や研修カリキュラムの具体例が示されている。
高齢者等に対する介護保険サービスの安全かつ継続的な提供するため、さらには職員自身の健康を守るため、介護現場で活用できる内容が盛り込まれた今回の手引き。
手引きの概要を、施設系、通所系、訪問系ごとにまとめた「介護職員のための感染対策マニュアル」では、職員の1日の流れと感染対策のポイントがわかりやすく紹介されている。
手引き、マニュアル、リーフレットについては厚生労働省のホームーページよりダウンロードが可能となっている。
介護職員のための感染対策マニュアル(施設系)[PDF形式:3.3MB] 介護職員のための感染対策マニュアル(通所系)[PDF形式:3.3MB] 介護職員のための感染対策マニュアル(訪問系)[PDF形式:2.8MB] 感染対策普及リーフレット[PDF形式:2.2MB]
引用:介護事業所等向けの新型コロナウイルス感染症対策等まとめページ(厚生労働省HP)