日本理学療法士連盟は10月9日に開催された都道府県連盟会長会にて、次期参議院議員通常選挙の比例代表に理学療法士である現職の小川克巳議員を組織内候補とすることを決定した。
都道府県連盟会長会では、すべての都道府県の会長(代理者含む)が出席。全国から小川克巳氏への激励の言葉が寄せられた。
小川克巳氏は、自らの年齢等、諸々の状況を勘案した結果、後進に道を譲ることが採るべき途と考え次期参議院選挙に出馬しない意向を示していた。しかし、日本理学療法士連盟による公募にて立候補者がいなかったことや、日本理学療法士連盟の中央役員会からの強い要請をうけた結果、小川克巳氏が改めて重い決断をするに至り、今回の決定となった。
小川克巳氏は、議員は当選回数と議員歴がものをいう世界であることから、今任期の満了を契機に早めに若手の候補者に道を譲りたいと考えていたが、組織内候補として立候補するからには誠心誠意頑張り、理学療法士のために、またリハや介護業界のために貢献していきたいと決意を述べている。
小川克巳氏は、熊本県理学療法士協会会長、日本理学療法士協会副会長などを歴任後、日本理学療法士連盟の組織内候補として2016年の参議院議員選挙(全国比例区)に立候補し、初当選を果たした。
現在は1期目で、参議院厚生労働委員会の理事や自民党厚生労働部会副部会長などを務め、参議院厚生労働委員長にも内定している。「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施」に関わる職種として、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を明記するよう訴え、その実現にも貢献している。
公式:小川かつみホームページ