三重1区選出の田村憲久衆議院議員が厚生労働大臣に就任した。第2次安倍内閣で厚生労働大臣を務め、今回が2回目の入閣となる。
田村憲久議員は、リハビリテーションを取り巻く課題について、今までも熱心に現場の声に耳を傾けてきた。国会議員で構成されるリハビリテーションを考える議員連盟では、田村憲久議員は筆頭副会長。
今年2月に開催された第5回総会では、リハビリテーション専門職の各職能団体が要望を述べるなか、「保健事業においても理学療法士等のリハビリ専門職の関わりが欠かせない」との発言で後押し。「保健事業と介護事業の一体的な実施」に理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が明記される切っ掛けとなったことは記憶に新しい。
田村厚労相のもと、国民一人一人の健康で衛生的な生活に繋がる、医療、介護、予防、リハビリテーションに関する政策がより一層推進されることに期待が高まる。