障害者総合支援法における作業療法士の活躍事例を紹介した、「作業療法実践事例集」を日本作業療法士協会が作成した。
実践事例では、電動車椅子を使いこなすことにより外出が可能になった事例や、AIスピーカーやリモコン操作により家電操作が可能になった事例など、作業療法士が環境調整を行った事例が紹介されている。
また、脳性麻痺者に対する二次的障害の予防など、障害児(者)の長期的な視点での生活機能の維持や向上への取り組みなど、計22事例が掲載されている。
日本作業療法士協会は、「本事例集の作成にあたって、生活介護事業に携わる多くの方々にこの事例集が目に触れ、作業療法士の活用により利用者の活動と社会参加が推進されることを期待する」としている。
自分で出来ることは自分でやりたい。新しいことにチャレンジしたい。
その願いに対して創意工夫のもと、本人と作業療法士が協働して取り組み、自己表現に繋がった事例から学ぶことは多い。
引用:生活介護事業における作業療法実践事例集(日本作業療法士協会HP)
参考:障害福祉サービスについて(厚生労働省HP)