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2012年03月03日: 投稿者：kumi

介護療養型医療施設のリハビリ

介護療養型医療施設で勤務しているPTです。
ここ1年くらいの間で、返戻や照会が増えてきているので、ご相談です。
廃用症候群や認知症が疾患名の方については、ｺﾒﾝﾄをつけても戻ってきてしまいます。
最近では脳梗塞後遺症(平成19年発症、要介護5)の方について連絡が来ていて、問い合わせると、「発症からかなり時間が経っているため、算定の対象にならない」との返答でした。

また、摂食不良や原因がよくわからない状態での廃用症候群で入所される方もいて、リハビリテーションにより改善が見込めそうであるのに、疾患名が特定できない方などは、算定できないといったこともあります。

そもそも、施設でリハビリテーションを提供するのに、疾患名や様態など対象が限定されるのでしょうか？

特定診療費の「リハビリテーションの通則」では、「リハビリテーションは、患者の機能の改善等を目的とする理学療法、作業療法、言語聴覚療法等より構成され、いずれも実用的な日常生活における諸活動の自立性の向上を目的として行なわれるものである」
と書いてありますが、そうすると自立性の目指せないだろう要介護度５の方は、そもそも対象にならないと解釈するのでしょうか？

勉強不足で申し訳ありません。どなたか詳しい方、教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。

閲覧数：19047 2012年04月06日 [更新] 修正削除不適切申告

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ゆう · Answer 1 · 2012-04-06 00:32:52

　はじめまして。私も現在勤務している病院が介護療養型医療施設で、今回の医療報酬の改定があってから頭を悩まております。
　うちの施設では、医療病棟に関しては疾患別リハの運動器と脳血管のみ届出を出しており、対象は脳血管疾患・運動器疾患の患者様のみの対象となります。しかし、質問者さまの施設と同じように内科疾患や、呼吸器疾患、認知症、廃用症候群等で自宅で過ごせない方など社会的な入院が多いのが現状であり、実際に身体機能面の維持・改善に着目するとリハビリ介入で改善、まではいかなくとも維持ができるのでは？という方々も多くおられます。しかし、対象疾患ではないためリハ介入出来ないのが実際であります。それに加えて、対象疾患であっても、ほとんどが期限超えで発症からかなりの期間が経過している場合が多く、今後継続が危ういのではとスタッフ間で日々悩んでおります。今後、国の方ではどんどん期限超えに関しては、介護保険でのリハやサービス・在宅へといった流れが強くなってきている中、私たちの務めているような医療施設は厳しくなってくるのではないでしょうか。
　