PT-OT-ST.NET

emilio様
大変参考になる御教示を頂き深謝しております。

カンファレンスの内容について、上記のように「入院患者のＡＤＬ等の維持、向上等に係る」とありますので、現在行っていらっしゃる「退院調整カンファレンス」が退院先に関する進捗状況の確認のみを情報共有するようなカンファレンスであれば、適当ではないと判断される可能性がありますね。
カンファレンス内容としては、身体状況等を確認するような「診療科カンファレンス」の方が趣が近いような気がしています。

⇒私どものカンファレンスがこれらに該当する為、別に行うべきか悩みこちらに投稿させて頂きました。
再度、退院調整カンファレンスの内容が適しているのか確認し進めて参りたいと考えております。

お忙しい中本当に有難うございました。

emilio · Answer 2 · 2024-06-10 20:28:54

https://www.pt-ot-st.net/contents4/medical-treatment-reiwa-6/department/2842
（４）　入院患者のＡＤＬ等の維持、向上等に係るカンファレンスが定期的に開催されており、医師、看護師、当該病棟に専従の理学療法士、作業療法士及び言語聴覚士（以下この項において「専従の理学療法士等」という。）、当該病棟に専任の管理栄養士及び必要に応じてその他の職種が参加していること。当該病棟におけるカンファレンスの内容を記録していること。

カンファレンスの内容について、上記のように「入院患者のＡＤＬ等の維持、向上等に係る」とありますので、現在行っていらっしゃる「退院調整カンファレンス」が退院先に関する進捗状況の確認のみを情報共有するようなカンファレンスであれば、適当ではないと判断される可能性がありますね。
カンファレンス内容としては、身体状況等を確認するような「診療科カンファレンス」の方が趣が近いような気がしています。
診療科カンファレンスが毎週開催されていて、そこに病棟担当の看護師・専従の療法士・栄養士が参加していれば、そちらでカンファレンスの要件は満たしている、と宣言できるかもしれません。

ただ、監査の際にカンファレンス記録をみられるのか、各患者診療録に記載したカンファレンス記録の確認で済むのかがちょっと確証がないです。別途病棟独自のカンファレンス開催記録を残しておかなければならない場合、診療科カンファレンスに当該病棟カンファレンスを含みます、は通らない気がしますので、新たにカンファレンス開催予定をつくるか、既に行われている退院調整カンファレンスにおいて、ADL向上に係る情報交換を行うのがよいのかもしれないですね。