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2014年05月14日: 投稿者：カズ

デイサービスでの機能訓練加算と訪問リハビリハビリについて。

六年目のOTてす。調べが足らず、理解不足ての質問となります。申し訳ありません。
デイサービスにおいて、機能訓練を行う場合の時間や同時に行う人数などに制限はありますか。一人5分以内の訓練でも加算がとれますか？
私が勤務しているデイサービスでは一人5分以内の訓練です。とにかく動けばいいという感じです。
また、診療所からの見なし指定での訪問リハビリテーションでは診療所が休日でもって訪問リハビリは実施しても良いのでしょうか？見なしを受けた事業所という位置づけとなり、事業所が休みとなると、訪問にでてはいけないのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか？

閲覧数：11536 2014年06月03日 [更新] 修正削除不適切申告

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デイサービス · Answer 1 · 2014-06-03 12:25:38

しばらく前のスレッドですが気になったものでコメントさせていただきます。
カズ様が仰られているのは、個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱどちらでしょうか？

「一人５分」という記載から、おそらく個別機能訓練加算Ⅱについてなのでは？と解釈した上でですが、
平成２４年度介護報酬改定に関するQ&Avol1;にて、

＞問 66 個別機能訓練加算Ⅱの訓練時間について「訓練を行うための標準的な
時間」とされているが、訓練時間の目安はあるのか。
（答） 1 回あたりの訓練時間は、利用者の心身の状況や残存する生活機能を踏まえて設定された個別機能訓練計画の目標等を勘案し、必要な時間数を確保するものである。例えば「自宅でご飯を食べたい」という目標を設定した場合の訓練内容は、配膳等の準備、箸（スプーン、フォーク）使い、下膳等の後始末等の食事に関する一連の行為の全部又は一部を実践的かつ反復的に行う訓練が想定される。これらの訓練内容を踏まえて利用日当日の訓練時間を適正に設定するものであり、訓練の目的・趣旨を損なうような著しく短時間の訓練は好ましくない。なお、訓練時間については、利用者の状態の変化や目標の達成度等を踏まえ、必要に応じて適宜見直し・変更されるべきものである。

と、あります。
個別機能訓練計画で立てた目標に対するプログラムとして、５分で実施できるものならいいのではないでしょうか？
しかしながら個別機能訓練加算Ⅱは、「生活機能向上を目的とする機能訓練の項目」を準備する必要がありますから、何らかのADL・IADLにアプローチするものと考えられるため、５分では現実的には難しいのではないでしょうか。

個別機能訓練加算Ⅰについては、私が調べた範囲では実施時間に関するものは見つかりませんでした。
しかしながら５分では状態チェック程度しかできないのでは？と想像できます。
加算Ⅰについては「日常生活の充実に資するよう複数の種類の機能訓練の項目を準備」し、選択してもらうことが求められていますから、その点がクリアできていればいいのではないでしょうか？
ですが、「利用者が選択した項目ごとにグループに分かれて活動する」ことによるものでしょうから、せっかくグループになったのに５分だけっていうのは適切とは言い難いのでは。

どちらの加算についても実施時間は計画されなければなりませんから、計画の実施時間と記録の実施時間に整合性が求められるかと思います。