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閲覧数:2243 2023年09月05日 [更新] 修正 削除 不適切申告
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2:もろこし更新日:2023年09月05日 14時07分
シンプルな質問ですね笑
自分なら「なぜBNPが跳ねたか」を考えます。
前後比較した検体がどのような経過の中で、どのような状態で採取されてきたか。そこに如何なsymptomの変化が伴ったか。詰まるところ増悪因子(増悪していれば)は何かを明らかにするよう心掛けています。
そこまで確認できれば、改善(負荷量調整)の指標とすべきものも絞られてくる(BNPはお勧めしません!!)ので、そいつを確認しつつ、さらに増悪を続けるか、改善が芳しくなければMinimal handling(とまで言わないも)に必要最低限の運動療法と離床を継続するか、医師との相談によっては完全に中断しておきます。改善を認めれば、程よい塩梅で漸増的に進めていきます。具体的な負荷量は担当の患者さんによりけりですかね。
怖いのは臨床的な意味のない検査結果に引きずられて、いつまでたっても離床や運動療法が進まないことでしょう。なので、必ずsymptomと複合的に評価はするようにしています。過ぎたるは猶及ばざるが如しでもありますが...。
1:yamada更新日:2023年09月04日 10時13分
心不全患者におけるリハビリの負荷量設定は細心の注意を図る必要があります。BNP(B型ナトリウム利尿ペプチド)の値が高いことは、心不全の状態が増悪している可能性を示しています。そのため、BNPが跳ね上がっている患者に対してのリハビリの運動負荷量について以下のことを留意しまし進めることが重要に思います。
医師の評価と相談: 心不全の増悪の状態やBNPの数値を考慮し、リハビリの適応や負荷量について医師と相談することが最も重要に思います。BNPが急上昇している場合、運動負荷を大幅に低下させるか、一時的にリハビリを中断することも考慮するべきに思います。症状のモニタリングを行い、リハビリ中の息切れ、脱力感、浮腫、めまいなどの症状が出る場合は、即座にリハビリを中止し、医師に相談する場合もあるかと思います。その点についても医師とそのモニタニングに対する運動中止基準を共有していくことが重要です。BNPのほかにも、心電図、心エコー、血圧、心拍数などの生体指標を定期的にチェックし、異常がないか確認することも重要です。
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投稿タイトル:心不全増悪後のリハビリ負荷量
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