PT-OT-ST.NET

個人的見解を含めての解釈でございますのでご了承ください。
分離運動の話ですから分離運動を可能とする運動方法及び負荷量を模索するという事ではないでしょうか？
連合反応から共同運動へその後共同運動から分離していくわけです。共同運動からの分離ですからその分離がステージ事に筋にて整理されているかが重要と思われます。簡略で語弊があるかもしれませんが端的にいえば一部分（単関節）から複数（多関節）へと分離する訳です。過負荷になれば共同運動及び連合反応等により抑制され分離可能部位の特定が困難となるのではと考えられます。
結論ですが方法論は多数存在するが分離運動を理解し最適抵抗、方法を提案することが仕事であると思いますのでまず分離運動における理解をもう一度されることをお勧めいたします。

Oohashi · Answer 2 · 2022-10-28 10:21:19

3 への返信

はじめまして。
はい、先生の指導であえて「ブルンストロームステージを上げる」という表現を使っておりました。ご不快に思われましたら申し訳ございませんでした。

ブルンストロームステージを上げることを目標にするべきではないと、十二分に理解しているつもりです。
実際に現場に行き、このような考えは向いていないと分かってはおります。言い訳にはなってしまいますが、まだ学生の身で先生の指導通りの学習をする段階と考えております。
ですので、今回はこのような質問文を投稿した次第です。

最後に、ご不快な思いをさせてしまったこと重ねてお詫び申し上げます。
回答ありがとうございました。

わび · Answer 3 · 2022-10-28 10:21:19

回復期の病院勤務を退いて4～5年たちますが、自分が勤務していた時は「ブルンストロームステージを上げる」という表現は厳重注意を受けていました。あくまで脳損傷の回復を手助けするために刺激を入れる、残された残存機能で可能な動作能力、生活動作を獲得するといったことが王道であると思っています。
上肢ⅣであればⅤの運動を行ってもらうことはあると思いますが、全くできないのであれば反復することはできないですし、少しでも動きが可能で反復運動等行うのであれば、それはⅣをⅤにするリハではなく、Ⅴの方の残存機能を高めるリハであると自分は考えています。
発症２週間ということで急性期の考え方は違うのかもしれませんし、「言われている」ということですので上司または先生の指導かとは思いますが、どうしても気になったためコメントさせていただきました。質問への答えになっておらずすみません。

Oohashi · Answer 4 · 2022-10-28 10:21:19

1 への返信

はじめまして。
ブルンストロームステージを上げることを目標にするべきではない、ご最もだと思います。
私は学生で学内発表をするために今調べているのですが、今回はブルンストロームステージを上げることを目標にリハビリ内容を考えろと言われております。

脳卒中治療ガイドラインは、拝見したところミラー療法や、CI療法を検討しているのですが、それが実際に適応なのか、使用されているのかをお聞きしたいところでした。

回答ありがとうございました。

維持期PT · Answer 5 · 2022-10-28 10:21:19

基本が分からなくて、エビデンスがあるものを知りたいなら脳卒中治療ガイドラインを読むのがお勧めですよ
患者さんの個別性を排した範囲でグレード付けされたエビデンスのある治療が見つかります

ガイドラインを活用するならこちらもご一読を
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mpta/31/1/31_3/_pdf

脳卒中片麻痺に対するリハビリはざっくりいうと、脳の損傷によって乱された運動機能を可能な限り発症前の機能に近づけようとするものですが、ブルンストロームがいくつといった量的評価だけで患者さんの治療について語れません
量的評価は誰にでもできます。我々の専門性は質的評価ができることですので、どの機能が失われて分離運動が損なわれているか理解して記載できたら、そこで初めて具体的な治療法が挙げられます
そのため、ブルンストロームステージを上げることを目標にするべきではないかと思います