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2013年06月11日: 投稿者：nori

訪問リハビリテーションサービス制度の問題点について

6月より老健で訪問リハを開始しました。当初より書類上特に指示についての制度上の矛盾を感じていました。
立場上、理学療法士は看護師よりも弱い立場であるが故に主治医（他医療機関）からの直接の指示では訪問リハビリテーションサービスを開始できず、老健の医師の診察を経て指示をいただくという流れ（2重診療）がとても複雑であってなりません。しかも、老健の医師は常駐ですし、老健に利用者から出向いていただいて診察することは現実不可能です。
そこで訪問リハを提供されている諸先輩方にご意見を賜りたく投稿しました。平成24年度の同時改定後、皆様方が感じている制度上の問題点とその原因という題でお聞きしたいと思ってます。よろしくお願いします。

閲覧数：10253 2013年07月31日 [更新] 修正削除不適切申告

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nori · Answer 1 · 2013-07-31 12:02:39

あきあき！先生、本当に心強いコメントありがとうございます。
色々と考えなければいけない立場にはいますが、結局のところPTは行動してそのことを強く声に出して言い続けることが大切ですね。
今回の参院選において、山口氏が当選してくれたことに希望を感じつつ、これからの6年のなかでリハビリテーション職種の必要性をエビデンス的・社会貢献的に充実していけるように、微力ながら諦めずに続けていこうと思います！！
すべては笑顔のために！ですね。

あきあき！ · Answer 2 · 2013-07-31 12:02:39

１ヶ月以上コメントがないようなので、私から一言申し上げます．

複数の診療所に勤務し、訪問に従事する理学療法士です．

訪問リハビリテーションの制度上の問題については、先生ご指摘の通りだと思います．
特に老人保健施設からの訪問の際の医師の診療については、その必要性は理解できますが、現実的には（採算や他の主治医からの依頼など）難しいと感じます．

病院・診療所などの医療機関から、他院主治医の依頼で訪問にでる場合も、訪問リハビリを提供する医療機関の医師の診療が必要ですが、これも訪問リハの障壁を高くする一因でしょう．

この「二重診療」については、二つの問題があります．
一つは、行政区（概ね都道府県）によって、取り扱いが異なっていること．
もう一つは、関係する団体間の利害や思惑が交錯していることです．

双方の問題ともに、経緯を遡ると長くなりますので、ここでは省略しますが、いずれにしても、私たちセラピストがもっと汗をかいて、よりよい制度を作り上げていく必要があると考えます．

先生ご指摘の問題については、微力ながら様々な活動を続けてまいりました．今後もこれまで同様、情報を発信していくつもりではおりますが、政治的な思惑が見え隠れし、声高に活動することも憚られるような気もします．

この問題をご指摘いただく先生がいらっしゃることを、心強く思います．

いずれにしても、私たちが訪問の中で「いい仕事」をしていくことが、まずもっては大切なことだと思います．