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誤嚥性肺炎を繰り返さないために ~完全側臥位法の本質~
在宅・施設・病院…あらゆる現場で活かせる!咽頭空間活用の4つの秘訣。
完全側臥位法は、2つの重要な定義から成り立っています。
『重力の作用で中~下咽頭の側壁に
食塊が貯留しやすくなるように、体幹側面を下にした姿勢で①経口摂取する方法』
であり、咽頭の空間を有効に活用する方法
「重度嚥下障害患者に対する完全側臥位法による嚥下リハビリテーション : 完全側臥位法の導入が回復期病棟退院時の嚥下機能とADLに及ぼす効果」総合リハビリテーション 40巻10号 (2012年10月)福村直毅
1.経口摂取の方法: 体の側面を下にして、重力によって食べ物が中〜下咽頭の側壁に集まりやすくすることで、安全に口から食べる方法。
2.咽頭の空間を有効に活用する方法: 咽頭の空間を様々な目的で活用する方法。
多くの方が経口摂取の方法については熱心に学んでいますが、「咽頭の空間を有効に活用する方法」については、具体的な活用例が少ないため、あまり知られていないようです。
ご家族は次のようなことを経験されています。
・完全側臥位で食べられるようになったのに、熱が出て経口摂取ができなくなった。
・経管栄養をしていたのに、むせて誤嚥リスクを低くするために摂取量を減らされた。
・吸引が遅れて唾液でおぼれ窒息状態になっていた。
・吸引してもすぐにのどがゴロゴロ鳴る
これらは、「咽頭の空間を有効に活用」すると解決できます。
完全側臥位法は、年齢や障害の有無に関わらず、幅広く活用できる方法です。
口から食べる方法だけでなく、咽頭の空間を有効に活用することも重要な要素です。
病院では、経口摂取の方法への関心は高まっていますが、咽頭の空間活用方法はあまり普及していません。これは、具体的な活用場面が示されていないことが原因の一つと考えられます。
一方、在宅では、生活の中で自然と咽頭の空間を活用している方が多くいます。
しかし、施設では褥瘡予防のための30度仰臥位、病院では看護しやすいファーラー位など、介護者や看護者の都合で姿勢が変えられ、ご本人の意思が反映されていない場合もあります。
特に病院では、「誤嚥性肺炎は繰り返すもの」という考え方が根強く、完全側臥位法が十分に活用されていないように感じます。この背景には、吸引や経管栄養に関するガイドラインの影響があるかもしれません。セミナーではこの点についても解説する予定です。
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