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学会研修会

オンライン(WEB) PR動画有 ピックアップ
2024.11.14掲載

(全2回)高次脳機能障害のリハビリテーション〜ADL・IADLをどう診て支援するか、できるを探す作業療法戦略~ 講師:東 泰弘先生

※復習動画あり【徹底的なエビデンスをもとに、根拠のある評価と治療ができるようになっていただきます】

【受講者の声】

(OT20年目:満足度10/10点)
できるを探すこと、まさにこれがリハビリだと再認識できたこと、苦手意識があった高次脳機能障害へのアプローチについて、障害のきたし方がよりわかりやすく、実践的な分析の仕方に触れて、前向きにアプローチができそうだと実感できたことです。

(OT3年目:満足度9/10点)
高次脳機能障害とADLを関連づけた勉強会があまりなく、とても興味深かったです。高次脳機能障害で病態失認のある方に、動画だけでなく自己採点してもらうことでフィードバックする、という方法は思いついていなかったので勉強になりました。

(OT14年目:満足度10/10点)
何が原因でその動作ができないかを明確にすることの重要性を改めて考えられました。またOT、セラピストとしてできることを探し育てることが自分達のできることというのはとても誇らしいことだと感じました。

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【全額返金保証】
内容にご納得いただけない場合は、料金を全額返金いたします。
※購入より1週間以内が対象となります
※決済・返金手数料はご負担いただきます

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◇こんな悩みを持つ方にオススメ
✅脳の機能解剖が理解できていない
✅高次脳機能障害にリハビリが苦手
✅観察結果を評価・治療に繋げられない
✅症例毎に適した課題設定が行えていない
✅ADL・IADLの評価がうまくできない

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【高次脳機能障害の評価に必要だが、軽視されがちな視点】

高次脳機能障害に対する作業療法評価は、一般的な作業療法評価と同様に①情報収集、②面接、③検査、④観察で構成されます。

具体的には、対象者の脳画像や主訴、スクリーニングテストなどの各種機能障害評価、生活場面の観察から得られた情報を組み合わせて支援を進めていきます。

一般的には、高次脳機能障害の評価には、スクリーニング検査を用いることが多く、観察による評価は少ない傾向にあります。

もちろん検査を用いてその方の認知特性を評価し机上課題を実施し、対象者の認知機能そのものに働きかけることも重要です。

しかし、ADL観察を通して何がどのように困難であるのかを細かく分析し、ADLに直接介入する視点も非常に重要です。


【机上課題はADL改善に効果があるのか?】

脳卒中ガイドラインにおいて、失われた認知機能そのものに対する回復訓練(机上課題など)の効果が実生活の動作に汎化するのかに関して、十分な根拠がないとされています。

例えば、ある対象者に半側空間無視があるということが検査からわかりました。

その対象者に、半側空間無視の回復を促す線分抹消課題などの機能訓練を実施しても更衣や移乗、トイレ動作などのADLに汎化するかは、わからないということだと考えます。

そこで、ADLを観察評価し遂行できない原因を明らかにすることで、それぞれの動作に対して自立を阻害している機能障害の特性を踏まえて直接支援することが重要であると考えます。

今回は、高次脳機能障害者のADL・IADL観察をどのように行うのか、脳の基礎的な働きを復習しながら観察した内容を分析する方法を共有します。

さらに、実際の事例を提示し対象者が抱えている問題を分析した上で、どのように支援したかを共有したいと考えています。

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■講義内容

※資料の後半からは実際の症例を提示し、具体例を通して評価と介入を考えていきます。
ただ知識を詰めこむのではなく、実践的な内容になっています。

1.脳卒中ガイドラインからみた評価と支援
・二つの評価・介入が大切
・半側空間無視に対するリハビリの方法とエビデンス
・記憶障害に対するリハビリの方法とエビデンス
・注意障害に対するリハビリの方法とエビデンス
・遂行機能障害に対するリハビリの方法とエビデンス

2.ADL遂行時の脳のリハビリテーション
・A-ONEとは
・特定のADLが困難な人の評価と介入(症例を通して)
・評価の具体的な流れと実践方法
・認知と随意運動の関係
・認知機能の評価
・前頭前野の働き

3.ADL・IADL観察の仕方
・インシュリン自己管理例で考えてみよう
・カレー作りの際の行動の計画で考えてみよう
・行動の計画と運動プログラムの違い
・監視と修正

4.観察から支援に繋ぐ方法 
・症例紹介
・どの段階でエラーが起きているのか?
・A氏のエラーを脳の機能から分析する
・A氏の問題点
・A氏に対する4つの具体的介入
・トイレ動作を分析的に見て科学的に介入する
・Cさんのトイレ動作を妨げる機能障害
・代償的アプローチ
・回復的アプローチ
・習得的・回復的アプローチ
・非麻痺側での立位保持練習
・機能訓練時も応用行動分析学的に

など多数

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■講師紹介

講師:東泰弘先生(森ノ宮医療大学 保健医療学部 講師 作業療法士)

◇職歴
2011年 大阪府立大学 総合リハビリテーション学部 卒業
2011年 有隣会 東大阪病院 入職
2017年 篤友会 関西リハビリテーション病院 入職
2019年 大阪府立大学大学院 総合リハビリテーション学研究科 博士後期課程 修了 博士(保健学)
2019年 森ノ宮医療大学 保健医療学部 講師

◇著作等
・Yasuhiro Higashi, Shinichi Takabatake, Asako Matsubara, Koji Nishikawa, Toshikatsu Kaneda, Kazuyo Nakaoka, Yuta Somei, Guðrún Árnadóttir: Neurobehavioral Impairment Scale of the A-ONE J: Rasch analysis and concurrent validation. Asian Journal of Occupational Therapy, in press
・東泰弘:認知症に関わるスウェーデンの作業療法の検討―質問紙調査を通して―.発達人間学論叢 (25), pp.55-68
・東泰弘、高畑進一、兼田敏克、中岡和代、石原充:古典的テスト理論による日本版ADL-focused Occupation-based Neurobehavioral Evaluation (A-ONE)の信頼性と妥当性の検討、作業療法40(2), pp.214-224, 2021
・東泰弘:脳卒中患者におけるトイレ動作の評価法について、BIO Clinica 35(14), pp.40-43, 2020
・東泰弘、松原麻子:脳画像情報を作業療法に活かす2 最新のADL評価、作業療法ジャーナル(2), pp.146-152, 2020
・Yasuhiro Higashi, Shinichi Takabatake, Asako Matsubara, Koji Nishikawa, Hiroto Shigeta, Guðrún Árnadóttir: Reliability and validity of the Japanese version of the ADL-focused Occupation-based Neurobehavioural Evaluation (A-ONE J): Applying Rasch analysis methods. Hong Kong Journal of Occupational Therapy, 32(1), pp.32-40, 2019

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研修会資料

研修会詳細

主催
一般社団法人セラピストフォーライフ
開催日時
【第1回】25/1/25(土)9時〜11時 / 【第2回】25/1/25(土)14時〜16時
視聴・
支払方法
講師
東 泰弘先生(森ノ宮医療大学 保健医療学部 講師 作業療法士)
費用
メルマガ会員:6,000円 
※2回セットでの料金となります。個別でのお申込みはできませんのでご注意下さい
定員
100名
対象
学びたい方なら職種は問いません
ホームページ
https://higashi-kouinou-adl-iadl-2.peatix.com/

お問い合わせ・お申し込み

申し込み方法はHPで詳細をご覧になってください。

HPからの問い合わせや申し込みへの返答が無かった場合は、迷惑フォルダを後確認ください。メールが届いてなかった場合は、なんらかのトラブルが考えられます。その場合には下記へご連絡ください。
sdream8@gmail.com

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