理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト
【阿部浩明先生】Pusher現象の機序とアプローチについて 〜私はこう考えてこう介入する〜(リピート配信)
Pusher現象がわかれば、類似する病態も一目瞭然!
脳卒中後、患者が身体を非麻痺側に押し、姿勢の修正に強い抵抗を示す現象、これが「Pusher現象」です。この現象により、端座位や立位、歩行練習が進まず、多くのセラピストが困難に直面しています。Pusher現象はリハビリの妨げとなり、患者の機能回復を遅らせる要因にもなります。しかし、臨床現場で見られる身体の傾斜や重心移動の問題が、必ずしもPusher現象とは限らないことをご存じでしょうか?
実は、ListingやLateropulsionといった、Pusher現象に非常によく似た病態が存在します。これらの類似病態を正しく鑑別することが、効果的なリハビリテーションを行う上で重要です。この鑑別ができないと、患者に適切な治療を提供できず、リハビリの成果を最大限に引き出すことが難しくなります。
本セミナーでは、Pusher現象の定義から始まり、他の類似病態との鑑別方法、さらには臨床での具体的なアプローチ方法までを詳しく解説します。Pusher現象に苦戦しているセラピストの皆さん、または患者の身体が傾いているもののPusher現象かどうか迷っている方、この機会を逃さずご参加ください。
本セミナーを通じて、Pusher現象の理解を深め、効果的な対応策を学ぶことで、患者の予後を大きく改善し、セラピストとしてのスキルを一層高めることができます。臨床での成功を目指し、今こそ知識をアップデートしましょう。
概要
Pusher現象(Pusher syndrome, Pusher behavior)は脳卒中後に出現する著しい姿勢定位障害の一つです。この現象は脳卒中全体の10〜15%程度に出現する事が明らかになっています。
前額面上で麻痺側に身体軸が傾斜し、それを修正しようとする他者の介助に対して抵抗するように積極的に非麻痺側の上下肢で床や座面を押してしまう現象を指します。この現象は介助に抵抗してしまうため介助量は著しく増大し、結果的に座位や立位の保持さえ困難となるためリハビリテーションの進行を妨げてしまい、多くのセラピストは治療に難渋してしまうことでしょう。
しかし、この現象をよく知ることによって、セラピストとして設定すべき具体的な治療目標が確立できたり、治療の方針が明確化できるようになると思います。多くの症例においてこの現象は改善していくことが知られていますが、その消失が早い症例ほど予後良好であることがわかっています。つまり、本現象を理学療法士の介入によって早期に改善させることは非常に意味があることなのです。
本現象を理解して治療にあたる上で必要となる、本現象の定義や特徴、評価方法、出現に関わるメカニズム、関連病巣、治療概念そして具体的な介入方法について解説いたします。
【セミナー内容】
●前半 本現象の定義や特徴、評価方法、出現率や回復特性などの疫学について解説します。
●後半 本現象の出現メカニズム、関連病巣、治療概念、介入方法について解説します。
【到達目標】
本現象を正しく説明でき、他の姿勢定位障害との鑑別が自信を持ってできるようになることを目指します。鑑別が正しければ治療プログラムは的確なものになる事が期待できます。またメカニズムを考慮した具体的治療プログラムの選定を行えるようになることを目指します。
【参考資料】
高次脳機能障害に対する理学療法 文光堂 本書籍ではpuhser現象について詳細な解説がなされております。
管理No:94719閲覧回数:68回この情報を印刷する
研修会詳細
お問い合わせ・お申し込み
主催団体
これからの研修会
2024.11.01(オンライン(WEB))
アンコール開催【荒木茂先生】マッスルイ… アンコール開催【荒木茂先生】マッスルインバ…
2024.11.01(オンライン(WEB))
【今屋健先生】術後膝関節疾患の屈曲・伸… 【今屋健先生】術後膝関節疾患の屈曲・伸展制…
2024.11.04(神奈川)
【鈴木俊明先生】動作分析による運動と現… 【鈴木俊明先生】動作分析による運動と現象(…
2024.11.09(オンライン(WEB))
【河原忠司先生】臼蓋被覆タイプ別分類を… 【河原忠司先生】臼蓋被覆タイプ別分類を用い…
2024.11.10(神奈川)
【成田崇矢先生】椎間板ヘルニアと脊柱管… 【成田崇矢先生】椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄…
2024.11.15(オンライン(WEB))
【吉尾雅春先生】一歩先のリハビリを目指… 【吉尾雅春先生】一歩先のリハビリを目指すた…
2024.11.17(オンライン(WEB))
【中村尚人先生】ファンクショナルローラ… 【中村尚人先生】ファンクショナルローラーピ…
2024.11.17(神奈川)
【齊藤正佳先生】1単位で診れる!! 鼡… 【齊藤正佳先生】1単位で診れる!! 鼡径部…
2024.11.22(オンライン(WEB))
【上田泰久先生】臨床に多い頚部痛・肩こ… 【上田泰久先生】臨床に多い頚部痛・肩こり・…
2024.11.23(オンライン(WEB))
【工藤慎太郎先生】「なぜ?」がわかる!… 【工藤慎太郎先生】「なぜ?」がわかる!!臨…
2024.11.24(神奈川)
【工藤慎太郎先生】「なぜ?」がわかる!… 【工藤慎太郎先生】「なぜ?」がわかる!!臨…
2024.11.29(オンライン(WEB))
【赤羽根良和先生】膝関節屈曲制限を深掘… 【赤羽根良和先生】膝関節屈曲制限を深掘りす…
2024.12.01(オンライン(WEB))
【園部俊晴先生】園部俊晴の臨床 徒手療… 【園部俊晴先生】園部俊晴の臨床 徒手療法ガ…
2024.12.01(オンライン(WEB))
【村木孝行先生】村木先生が骨頭求心位に… 【村木孝行先生】村木先生が骨頭求心位に迫る…
2024.12.06(オンライン(WEB))
【赤羽根良和先生】赤羽根先生は仙腸関節… 【赤羽根良和先生】赤羽根先生は仙腸関節痛を…
2024.12.08(神奈川)
【今屋健先生】臨床現場でできるスポーツ… 【今屋健先生】臨床現場でできるスポーツ復帰…
2024.12.13(オンライン(WEB))
【塩多雅矢先生】身体機能・感覚機能向上… 【塩多雅矢先生】身体機能・感覚機能向上に必…
2024.12.15(神奈川)
【祝広孝先生】MCP(触察技術を用いた… 【祝広孝先生】MCP(触察技術を用いた筋コ…
2024.12.20(オンライン(WEB))
【松田現先生】変形性膝関節症に対するP… 【松田現先生】変形性膝関節症に対するPNF…
2024.12.21(オンライン(WEB))
【赤羽根良和先生】脊柱・骨盤帯の可動性… 【赤羽根良和先生】脊柱・骨盤帯の可動性をこ…
2024.12.22(神奈川)
【赤羽根良和先生】脊柱・骨盤帯の可動性… 【赤羽根良和先生】脊柱・骨盤帯の可動性をこ…
2024.12.27(オンライン(WEB))
【千葉慎一先生】胸郭出口症候群に対する… 【千葉慎一先生】胸郭出口症候群に対する理学…
2025.01.03(オンライン(WEB))
【久須美雄矢先生】変形性膝関節症におけ… 【久須美雄矢先生】変形性膝関節症における臨…
2025.01.10(オンライン(WEB))
【財前知典先生】理論的な運動連鎖 vs… 【財前知典先生】理論的な運動連鎖 vs 臨…
2025.01.12(オンライン(WEB))
【小野志操先生】肩関節における臨床症状… 【小野志操先生】肩関節における臨床症状とエ…
2025.01.17(オンライン(WEB))
【勝木秀治先生】初学者のための肩関節疾… 【勝木秀治先生】初学者のための肩関節疾患の…
2025.01.19(オンライン(WEB))
【古泉貴章先生】顎関節から紐解く姿勢の… 【古泉貴章先生】顎関節から紐解く姿勢の診方…
2025.01.24(オンライン(WEB))
【阿部浩明先生】Pusher現象の機序… 【阿部浩明先生】Pusher現象の機序とア…
2025.01.25(オンライン(WEB))
【赤羽根良和先生】レントゲン読影から観… 【赤羽根良和先生】レントゲン読影から観た運…
2025.01.31(オンライン(WEB))
【齊藤正佳先生】1単位で診れる!!鼡径… 【齊藤正佳先生】1単位で診れる!!鼡径部痛…
過去の研修会
【阿部浩明先生】Pusher現象の機序とアプローチについて 〜私はこう考えてこう介入する〜(リピート配信)
検討中リストに登録しました。
●●県
キャッチコピーが入りますキャッチコピーが入ります
セミナー名が入りますセミナー名が入りますセミナー名が入りますセミナー名が入ります
●●県
キャッチコピーが入りますキャッチコピーが入ります
セミナー名が入りますセミナー名が入りますセミナー名が入りますセミナー名が入ります
●●県
キャッチコピーが入りますキャッチコピーが入ります
セミナー名が入りますセミナー名が入りますセミナー名が入りますセミナー名が入ります
●●県
キャッチコピーが入りますキャッチコピーが入ります
セミナー名が入りますセミナー名が入りますセミナー名が入りますセミナー名が入ります
●●県
キャッチコピーが入りますキャッチコピーが入ります
セミナー名が入りますセミナー名が入りますセミナー名が入りますセミナー名が入ります
●●県
キャッチコピーが入りますキャッチコピーが入ります
セミナー名が入りますセミナー名が入りますセミナー名が入りますセミナー名が入ります